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長い感想

100文字では足りなかった時に

アメリカ国のおもしろさとある種の難解さと、その活力の源泉と

長すぎるブクマ的なもの

id:tokage3 さんに割とぶしつけなIDコールをしたものの100文字ではかなり言葉足らずで尻切れで失礼ぎみな内容になったうえに、メタブで続けるにもちょっとあれだし、私もこのところ考えていたことを、ちょっと整理しようかなと思っていたので、まとまってないままに。

 

私も、アメリカ国で、NYやロス、サンフランシスコとかの都会じゃないアメリカ国に住んでいたらやっぱり思うと思うんですよ「移民がふえすぎると治安が不安…」と。理想よりも安全の方が、エブリディ・オブ・ライフでは優先されるから。

なので、あくまでも主に自戒のために(それなのにIDコールしてすみません)、どういう風に考えたら、私そっちに行きたくないのよという方向に行かないで済むかをずっと考えているんですね。上野千鶴子センセの考えを敷衍して「移民が排斥される様を見たくないから貧乏のままでいたい」みたいに思いたくない*1し。

 

ブコメに記したのは、移民=治安悪化、というのは、現象としては正しい分析であり対処としても適切だという考え方はできるけれど、概念としてはちょっと違うということです。
移民=治安悪化、ではなく、もう少しプロセスを分けてみたのがブコメです。
移民=貧乏だしこのまま母国に居ても貧乏が続くだけだから不法移民してきた=不法に入国してきたからまともな仕事にありつけず貧乏=生きていくためには仕方なく色々悪いこともする=不法移民が一人住むとそれを頼って不法移民が増えていく=不法だから生きていくためには仕方なく…以下ループ。

人種の違い自体が治安悪化の理由ではなくて、問題の根っこは「不法」ということと「貧乏」ということだろうと思うんですね。
そう考えると、トランプ大統領が壁を作れ!というのは気持ちは分かる。まぁ実効性は限りなく低いと思いますが*2。不法移民をなくすことで、「不法」状態が減るのであれば、それは色々社会にとって良いことだと思う。個人的にはだからと言ってトランプの票田であるような人が恩恵を受けて「豊かなアメリカ」に戻ることはないだろうな…とは思っていますが。

 

というのが、短いブコメのなかで私が言いたくなってしまったことです。
以下はまぁ自分のための補足というかメモというか考え方をもう一度整理するための足がかりの文章なので、まとまっていませんが…。よろしければお付き合いください。

 

これは私も実際に言われたことがありますが、白人のある種の人たち*3の中には、肌の色が白くないということ自体を恐怖として受け止めてしまう人たちがいるようなんですよ。私の学生時代ですが*4、アメリカ国で「黒人は色が黒くて顔の表情で何を考えてるのか分からない、たまに笑うと口が大きく開いて、口の中が真っ赤なのよ!ああこわい」と、もう中年を超えたぐらいの年齢の女性が言っていて彼女の夫が深くうなづいていたのが、割とびっくりしました。うーん。まぁ怖いと感じるのだろうことはしょうがない変えようもないだろうしなぁ…。と思ったのと、私に今優しくしてくれているこの女性は、私の黄色い肌についてどう思っているのかなぁ…とか思った。黒くなきゃいいのか、そうじゃないのか*5

 

一方で、アメリカ国における「移民」って何なんだよ、というのも、実はアメリカ国ではずーーっと、ずーーーっと繰り広げられている議論だったりします。それこそリンカーンの時代から、南北戦争の理由も、まぁ直接的な理由は「現実=南北の経済格差」だったりしますが、理念上では、南部州の人たちは「黒人奴隷を使ってる」ということを問題とした人たちも少なくなくいました。まぁアメリカってなんだかんだで、南北戦争時の対立構造から全然変わってなかったりするのだよなぁ…というのが、今回の大統領選挙の結果だったりする側面もあると思う*6

 

本題に戻ると、アメリカ人が「移民」と名づける人々って誰なのよ?ということを、理念上で問い直すと、全員が移民なわけです。ピルグリム号で入植してきたピュリタンたちだって、ネイティブアメリカンからすりゃ移民、というか掠奪者というか…。さらに言えばイギリス系ピュリタン入植者よりも先に入植している人たち(フランス系とか)もいますが、まぁアメリカに「国」を作ったのは俺たちピューリタンだろう、というのが、どうも一部の白人の人たちにはあるみたいなとこあります。これはイギリスとの独立戦争において先導的な立場だったからというのも大きいのだろう思います。

実はアメリカ国の白人、とひとくくりにするのも乱暴で、下位的な扱いを受ける「肌の白い人たち」もいたりしました。イタリア系やアイルランド系などのカソリック勢やユダヤ人やら、ヨロッパにはちょっと住みにくい人たちが新天地を求めてきた*7。で、実は後発隊の、非プロテスタントの白人たちは、ピュリタンたち(White Anglo-Saxon Protestant=WASP)よりも少し劣るものとして見られたり、実際に下位的な社会的地位にしか付けなかった、ということもあったりした。これ、何百年も昔の話じゃないですし、今でも続いているようなものでもある。ウッディ・アレンの映画を見ているとザ・人種差別なセリフがマシンガンのように出てきますが、アレンがアレをやれたのは、まぁアレンのアレなアレ*8な部分でもありますが、彼が「とはいえ比較的人種差別が階級固定化の理由になりにくいニューヨークという町」に生まれて育ったからで、中西部あたりであんなこと言ったらガチで拳銃出てくる可能性あるよな…白人警察官が黒人を銃で射殺した理由が「黒人だから疑った」だったりするような国でもあるのが、現在のアメリカ。

 

はてなの皆さんが「こんぼう」と名付けている、アファーマティブ・アクションと言われているようなものや現象たちは、こういう後発組(や20世紀半ばまで劣った人権しか与えられていなかった女性)の不利益を是正して社会を安定させようという試みから発達してきた考え方や行動なんだと思うんですよね。
一部で行きすぎていると考える人もいるのも良く分かるし私もそりゃーやりすぎじゃねと思うこともあるけれど、こういう現在まで続く背景があるからこそ、というのもある。

 

で、こっから本題ですが、こういう、アファーマティブアクション的な動きがでてくることこそが、「アメリカ国がアメリカ国であるゆえん」であり「活力」であり、そして難解さなんだろうと思っているのです。

アメリカ、日本は半ば属国のようになっているので「難解…」と実際に感じる機会があまりないかもしれないけれど、実はすごく難解ですよUSAのUSA性ってのは。
何しろ世界初および現存するほぼ唯一の「人工国家」です。

 

多くの「国」は、ある程度は人種や民族に連動して固まってできています。どうも「国」というものを作るときにはある程度の同一性があった方が、固まりやすいんだろうと思うんですね。スイスやベルギーのような人種・民族的複雑さを持っている国もヨロッパにはあったりしますが、しちめんどうくさい歴史の必然の上でそこに線引きがされている。かつてのソ連ユーゴスラビアのような「理念上で共和国を集めた的」な人工国家もありますがその手の国は20世紀を乗り越えられず倒れてしまったし、インドや中国のような、これからどうなるか分からない現在進行中の人工多民族国家もありますが、それでもある程度は人種や民族に連動する*9

 

で、アメリカって人工国家なんですよ。国の成り立ちが民族や人種(自然天然)に依拠していない。それなのにまだ世界に存在してるでしょう。面白いなと思ってるんですよね。ソ連も旧共産国家もなくなってしまったけど、アメリカはある。

アメリカ国憲法って面白いらしいんですよ。私は元の文に当たったことはなくて解説書を読んだことがあるだけですが、同一や隣接する人種や民族が寄り集まった基盤を持つ国では社会通念上コンセンサスにできることも、アメリカでは一つ一つ定義していく必要があるわけで、そういうことが一々憲法に明文化されていく。USAという国が作られてきた過程の中で、異なる人の寄せ集めであるからこそ発生する問題(分かりやすいところだと人種にまつわる問題)を憲法で「じゃあこうしましょう」という風に、軋轢や問題=争いが起きるごとに作ってきた、人工国家。多民族が寄り集まって出来た国だからこその、この律儀さというか妙な生真面目さが、ドミナントな人種がある日本で生まれ育ってしまった私なんかにはとても面白いものに映る。

よくはてな界隈でも話題になる「日本人的な閉塞性」みたいなものと真逆にあるところだったりしますが、この「律儀で生真面目に多様性を明文化してきた」必要性というのは、異なる社会的コンセンサス(民族などに関連した慣習)を超えてお互いが自由に経済活動=戦争を行うための「ルールブック」みたいな面もあったりします。
比較的フェアなルールブックがあるからこそ20世紀を席巻した主要な産業の少なくない部分がアメリカから発達したという面もある、と言えるかもしれない。まぁ20世紀はヨロッパは戦争ばっかりしとったからというのもありますが笑、逆にみればヨロッパが20世紀にやらかした2つの大きな戦争の「種」から逃げざるを得なかった人が集まった国がアメリカ、という考え方もできないことないですしね、乱暴ですけど*10

 

その成り立ち自体、その発展自体が「多民族であること」が源泉になってるから。寄り集まってきた人たちも多様な人種や民族だし、そのなかで主導権をどうやってとろうかという方法から今世界を席巻している主要な経済活動が生まれたりしているわけです。高度に発達した金融業しかり、映画産業しかり、IT産業しかり。アメリカ国で発達した経済活動の少なくない部分が「世界産業」に育つのも、アメリカのこういう「多様性由来の律儀すぎるルールブックとバイタリティ」が源泉としてあるのではないか。

これは私の妄想ではなくて、実は過去のアメリカ人知識人や論客も多くが同じことを言っていたりします。フィッツジェラルドスタインベックなどが有名どころでしょうか。私が私の妄想によって曲解している可能性も少なくないので、入門的な参考図書をいくつかあげておきます。 

アメリカとアメリカ人―文明論的エッセイ (平凡社ライブラリー)

アメリカとアメリカ人―文明論的エッセイ (平凡社ライブラリー)

 

 大学1年の時に、英語を教わっていた教授が面白い先生だったので、「先生、アメリカって面白くないですか?、すごい変な国だと思うんですよ」と問うたら教えてくれた本です。スタインベック自体は古い人なので、この文章中も「お前が言うかそれを」というところがあってまた味わい深い。アメリカの「まだ発展途中の矛盾」を抱えたまま理想のアメリカを探っているような本。

 阿川尚之氏は、古き良き昭和の時代の右派の論客かつ小説家でおなじみの阿川弘之氏のご長男でご本人も右派というか親米右派ですね。妹さんが阿川佐和子さんですね。これすごく読みやすいです。高校の世界史でアメリカの歴史の授業を聞いているような感じで。新書版も出ているので簡単に手に取りやすいと思います。

その他はこちら。この棚のほかにあと2つ、私の「アメリカ国のおもしろさを考えるための本棚」があったりします。ああ今見るとこれあんま関係ない本も混じってるなぁまぁいいや。そもそもアメリカ国について深堀りしている本ってまだそれほど多くなかったりします。それだけ歴史が浅い国でもあるんだよな。

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トランプさんが言ってることがどこまで本気か本気でやる気あるのか、という怪しさはまだまだありますが、例えば「移民を受け入れないぞ」という言い方だけが独り歩きしちゃうと、ちょっと違うんだろうと思います。トランプさんが言うている意図とも違うでしょうし、「アメリカって移民の国じゃなかったのかよ!」的な人たちが怒りだす。そして私もそう思う、排他的な方向を明確にした時点でアメリカの持つ「生み出す活力」みたいなものって減ってきてしまう可能性あるよね、と思っています。

なので、だからこそ、移民→治安悪化で直結して考えちゃうのは、ちょっともったいないなぁと思ったりするんですよね。

 

そもそも理念は置いておいたとしても、21世紀も1/5がそろそろ終わりそうなこのご時世、一時的な保護政策ならともかく、排他的な経済活動を継続的に行うなんて現実として無理でしょうしね。

 

というわけで、私はこれから洗濯物を干して、買い物に行くついでに新しいポケモンをゲットしに行こうと思います。tokage3 さんのおかげで自分の頭の整理もできてありがたかったです。

*1:上野先生はそのように言っているわけではなく私なりの解釈

*2:いまどき中南米からの不法移民は陸路を取らないのが8割以上という調査もあるようです。誰がどうやって調査したんだろ。TBSラジオの受け売りです

*3:全ての白人がではもちろんありません

*4:90年代半ば、ロス暴動のあった後、スパイク・リーマルコムXを作った後ぐらいのことです

*5:おそらく、そうじゃないんだと思った

*6:アメリカ国にとって南北戦争って、実は日本における明治維新とか太平洋戦争前後ぐらいのインパクトがある、国としてのフェーズが大きく変わる転換点だったりもするらしいのですが、この辺はこれを語るだけで本が書けるぐらいのアレなので置いておいて…

*7:またちょっと話は逸れますが、みんなだいすき映画の都ハリウッドのメジャースタジオの多くが移民のユダヤ人たちが作った会社だったりします。彼ら後発隊(でありかつキリスト教社会ではどこであろうと割と疎まれがちなユダヤ人)の中には、その頃ピューリタン中心で構築された社会でドミナントな地位を築く難しさのなかから、新興産業である映画産業を足がかりの一つにした人たちがいたという側面もあったりするようです。イタリア系移民が映画でおなじみマフィアになったりというのも、同様に、貧しさを克服するための方法であったとも言えます。まぁだからこそ移民=犯罪という現実の裏付けにもなってしまうんですけど

*8:あの方は色んなスキャンダラスな面も持っておられる天才ではあるので

*9:ものすごく雑な歴史認識なのは私が不勉強でめんどうくさがりなのでご容赦くださいということで

*10:モンロー主義の超曲解的表現。我ながら乱暴だああ乱暴

buzzfeed、知られざるパパ活の記事の、なんか変だなーと思うところいくつか

www.buzzfeed.com

 

こういう女性や、こういう女性へのニーズって、いつの時代にもあるんで驚きは特にないんですけど、記事を拝読すると微妙に矛盾というか、現実とどうやって整合性がついてるんじゃろか、という内容があったので、メモがてら雑な文章を。

 

1 タワーマンション買ってもらった贈与税払ったんじゃろか

タワーマンション、どんなので幾らぐらいのもんなのか分からないんですが、ウサギ小屋というかタコ部屋というかタワー型ならではのいじめられたカタチの貧乏くさい部屋(中古)とかでも、贈与税をまぬがれる額ではないように思います。
例えば、税法上の評価額が1,500万円ぐらいの部屋*1だと、贈与税率って45%です。700万円の納税をしているはずだけど、そんなたくわえが17歳にあっただろうか。または「パパ」が贈与税分もおこづかいでくれたのか…そうするとそのこづかいも当然贈与税の対象なので…、と、さてどうなってんのかなと思います。
ブコメには「本当は貰ってないだろうタダで使ってイイよとなってるだけじゃねーの」とありますが、まぁそんなとこかなぁ。記事の中では住んではいないとなっていますが、これ、多分恒常的にタダで住んじゃうと、また色々面倒なんだよ税金的にさ。
その辺も何ていうか「パパ」側としては社会的に地位もあるし税理士やら付いてるだろうに、そんな脇の甘い、足のつきやすいカネの使い方するかなぁ…という気がしてしまう。

2 月100万円の愛人手当って、どういう所得扱いになってるんじゃろか

これはブコメにすでに複数の指摘がありますね。
キャバクラの収入と合わせて200万円×12=2,400万円!高額所得者だよねぇ…。まぁこの手の月収なんてお笑い芸人が上振れにフカしてドヤっとする類なのかなーとかも思いますが…、所得1,800~4,000万円ゾーンの所得税率って40%です。まぁ、フリーランスキャバクラ嬢ってことで、経費計上しまくりなのか?とか、すげー税金払ってるよな、確定申告してるなら笑*2、とか思います。

おそらく、今のところは収入に関して、国税当局は、あらかじめ捜査網を張ったりはしないです。銀行口座の中身を何もないのに*3国税が見張っていてOKには今のところはなっていない*4んですが、上記のようにある程度多額の贈与税を支払っている*5方なんかは、国税のヲチ対象にはなるようなので(あくまでも噂ですが)、うーんどうなんだろうこれ。

逆に月に50万円の支出が数年出ているパパ側は、どうやって支出してるんだろうという疑問もあります。パパの私的なポケットマニー?。中小企業のシャチョサンなんかだと会社費用(接交費)とかでしょうか。私の知っている範囲ではありますが、経営者って案外、個人で大盤振る舞いできる範囲って多くなくて、会社の財布だったりします。まぁ、会社経費で愛人に金落としてるなんて本当なら割とまずいですし、その愛人がネットメディアでペラペラと虚実をお喋りしてるなんて笑えないと思うんでそんな特別背任なシャチョサンは居ないでしょうか。
それに、大手企業のえらいひとの「パパ」もいまいち現実的じゃないんですよね。島耕作じゃあるまいし、社会的なリスクが大きいよねぇ。まぁ、エリエールのバカ息子(井川意高 - Wikipedia)あたりならあり得るんじゃろか。世界は広いね笑。
医者弁護士なんかは、まぁ生態をよく知らないのでノーコメント。

 

3 爪…

これもいくつかブコメ指摘あり。私はメタブの指摘を見て気付いたぼんやりものです。
ネイルって、爪が伸びると塗った部分がずいずいと爪先に向かって伸びていき、爪の根本の部分に空白ができます。当該の彼女が施しているジェルネイルは素材?に厚みがあるんで、爪の伸びを放置しとくと爪とネイルの間に河岸段丘のような段差空間ができるんですよ。私の爪の成長で測ると、推定放置期間1か月以上ですが、まぁその辺はよく爪が伸びる人だったりすると違うんで何とも言えません。
言えないんですが、記事中の収入使途のくだりに「携帯代、エステ代、学費、生活費を自分で払っています」とあるので、エステに行く時間があるならネイルサロンにはいくだろうしなぁ、と思うわけです。
ちなみに、ちゃんとグルーミングする人だと2週間に1度ぐらいで替える感じだと思う。キレイにするのって大変だよなぁ…。私は爪が弱くてジェルネイルをやって爪がべろべろになったので二度とやらん!

 

それはともかく、ネイル放置してんなぁうすら汚い写真だなぁなんでこんな写真使ったんだろう、と思ったんですけど、ネイルサロンに行くのがしんどいぐらいには「パパ活動」はしんどいのかなーという気持ちにもなり、ブコメを追記しました。ネイル1度行くと2時間ぐらいは平気でかかっちゃうからねぇ。
学生(通学してるかは知らんけど)、キャバクラ、常時4、5人のオッサン相手に愛想ふりまく「パパ活動」、の3足のわらじは、私がやれと言われたら仕事の方が楽だろうなぁと思ってしまう。彼女は「それしかできないし」と言っておられるが、適材適所というか本当にその適正で大丈夫です?というかうっすらすり減ってないです?だいじょうぶなんです?と思ってしまう。まぁたかが爪のことではありますが。

イヤな見方をすれば、インタビューでは肉体関係がないと強調してありますが、ネイルサロンは後回しでエステは行くのかしらね、とか思うと、まぁ「ある」かもなーという下衆の勘ぐりもできたりね…。

 

嘘の記事だと断言するつもりもないんですが、なんか、色々盛ってんじゃねーのかなぁという気がしないでもないんですよね。まぁ私の世界が狭いだけかとも思うんですが。

 

 

おまけ

そういや、キャバクラ嬢って確定申告とかしてるんです?と思ってぐぐったら、弁護士ドットコムの良い記事がありました。

www.zeiri4.com

そうか、源泉徴収された分も、店が納税してるとも限らないって…。うーん夜の世界って怖い…。

 

おまけ2

当該の記事を書かれたbuzzfeedの記者さんのお名前でぐぐると、それほどきちんと取材をして記事を書かれるジャンルでもないし社会派でもなさそうなので、東スポにおける「宅配分には挟まりませんよ」枠なのかな。
buzzfeed、ホテントってる記事は読みごたえあるものが多いし良いメディアだと思いますが、他の記事は割となんじゃこりゃwwというものもそこそこあって、まぁそういう面も必要ではあるんでしょうね。

 

おまけ3

本当は清水エスパルスJ1昇格おめでとう!記事を書きたいんだけど、こんなもんに釣られてしもうた…。あんまりすり減る&感動体験だったんで、何となくまだ文章にできずにいます。静岡新聞の号外に、2mm程度のサイズですが写ってやりましたよ!

 

*1:都心部のタワーマンションで流通価格が5,000万円ぐらいだとこんなもんかなー

*2:収入の費目どうしてんじゃろね、確定申告してるとして笑

*3:何かあった場合は別です。金融機関等は国税庁への調査協力義務がありますので口座の動きは丸裸になります

*4:将来的には網がかかる可能性があります。現に海外への預金移転は申請してねという法律ができています。これはパナマ文書系のお話ですが

*5:本当にマンションをプレゼントされていればね、そしてちゃんと贈与税を申告していればね笑

ラストスパートの11月が始まりました

サッカー Jリーグ 清水エスパルス J3 横浜F・マリノス

始まりましたとか言いつつすでに1週間が経過している11月。11/3の祝日は、J1、J2一斉開催日でした。私は前日が超仕事が忙しくてへろへろだったんですが、サッカーをやってるのなら這ってでも家を出たいわけです。

まずは、埼玉スタジアムの浦和vsマリノス戦で、移籍の噂のある選手や契約非更新になってしまった選手にありがとうと言いにいこうと思いましたが埼玉スタジアム遠いしなーと逡巡し、次に、清水は京都アウェイ見に行って負けて悔しかったしホームで後押ししてやりたいなーなんて思って、結局アイスタ日本平まで清水vs京都戦を見に行きました。結果的に埼玉スタジアムよりもずっと遠いっていうね。

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試合開始前、パルちゃんたちがスポンサーのプーマのモノマネをする。ふぉーえばー、ふぁーすたー、プーマ。

 

京都戦、アウェイはゴールデンウィークの連続観戦旅行の時に行っているんです。あのときはなかなかのしょっからい試合で、固い京都の守備を崩しきれずに負けていました。
今年の清水は、特にリーグ序盤は、固く守ってくるチームに苦戦を強いられて結構勝ち点を落としてきていました。取れそうで取れないゴール、勝てそうなのに追いつけない、という、見ていても大変ストレスのたまる試合が頻繁にあったんですね。試合内容も、どうも見ていて若干ストレスたまるものがあった。これは入れたいじゃろーというシュートが入らない、プレス掛けられるとみるみるラインが下がって、どうも萎縮してるように見えてしまう、うーんこれ…。という感じだったんです。前半で圧かけて先制点取っちゃうとアイツら意気消沈するぜ、とJ1門番クラブ*1の人たちに指差されているような。いやもちろん被害妄想ですが。

 

で、今は実は連勝中です。真夏の松本で悔しくて噛んだ唇をかみちぎるかと思うぐらいの悔しい負けを喫し、次の週のセレッソ戦では爆笑☆逆転劇で踊りまくってそれからずっと勝っています。チームの調子も大変良いように見える。で、こうなるとつい見に行きたくなりますね笑。

強いから見に行きたいというのも物凄く大きくあるんですが、それだけじゃなくて、チームワークがすごく良く見える。スポーツ新聞や試合映像の実況なんかを聞いていると「大前とチョン・テセの個人技が冴えわたる」なんていう紋切り型が踊っていますが、個人技で勝っているというよりも、むしろチーム戦術がかみ合って浸透してきたから、という感じがしています。むしろ、シーズン冒頭から秋までの勝ったり負けたりの時期の方が、テセの頑張りで何とか勝ったとか、白崎がスーパープレー見せてくれたから何とかなった、みたいな試合の方が多かったような気がする。

 

だけど調子がいいと、大前・テセのアベックゴール!しんきろく!なんてほめそやされるんで、私の目の付けどころがセンス無いのかしらねーと思ってたんですけど、スカパー!マッチデーハイライトで、元マリノス・現突っ込まれ系解説者の小村さんが、清水好調のなぞ解きをしてくれていました。ねーやっぱり、個人技で勝ってるんじゃなくて、個人の能力を生かす戦術が浸透した結果なんだよ。

 

清水エスパルスというクラブは、どうも、こう、サイド攻撃が得意だし好きなんだとおもうんですよ。それは私がこんな風に肩入れする前、マリノスのアウェイ敵として日本平に行っていた時から思ってたんですが、サイドを疾風のように駆け上がって矢のようなアーリークロス上げる、みたいなプレーの時、日本平の観客席は大きな歓声が上がるんですよね。

今の清水の好調の理由の一つは、両SBが良い感じでハマってるからっていうのはあって、特に何度も言っていますがLSBの松原后選手がぐんぐん伸びているところなんですね。で、京都戦は松原くんが2アシスト、大前・テセのアベックゴールをまんまとお膳立てしたかたちになっています。どちらのゴールも素晴らしいアシストですが、どちらも、松原の個人技の故だけではなく、白崎とFW二人との連携があってのアシストとゴールなんですね。

LSBの松原がサイドに侵入したあと、LSHの白崎が預かる、その間にテセ・元紀が相手DFと駆け引きするところに、良い感じに左サイドに空間を作る。そのがらーんと空いた空間で持ってキックできるんだもの、そりゃープロ選手になれるぐらいの能力の持ち主であれば、素晴らしいクロスが上げやすくなろうというもので。
その頃すでにDFとの駆け引きを一通り終えていい感じの距離感を作れてたテセと大前は、ばしゅっと中央に向かって放たれたクロスを素晴らしい技術でゴールに放り込むわけです。

もちろん個人技ありきなんですけど、個人技で勝ってるわけじゃなくて、個人技をどうやってチームを勝たせるために使うか、ということを、特に若手選手たちがようやく捕まえたんだと思うんですよね。
小林監督は、いつも長ーい試合後コメントで「まだまだ伸びる」「まだ足りない」と言っていました。それがちょっとずつ成熟してきてるんだなーと思うんですよ。

そして面白いのは、今でも言ってるんですよね。まだまだ足りないと。

なぜなら、京都戦、最後のところで我慢できずにポロリと失点してしまった*2。どうも、若手パルスなせいか、攻撃大好き!な選手が多いせいか、試合後半の守備の集中が続かなくなりがちなんですね。京都戦、最後の1点セットプレーがらみで取られた後の、小林監督の顔、スカパーの中継を後で見たらもう爆笑ものでした。ザ・苦虫をかみつぶした顔。

小林監督は、山形を昇格&残留させた頃から気になっていた監督でした。気になっていたとはいえ、やっぱり応援しているクラブが別にあるわけでそこまで試合を追いかけて、選手やチームやサポーターの機微までを把握できるわけがありませんので、小林さんすごいなーと漠然と思っていただけで、徳島をJ1に導いた時も「なんかよく分からないけど、弱いチームを勝たせる魔法が使える人」という雑なイメージしかありませんでした。セレッソの監督をされてた時の記憶は、私はいまいち印象が薄かったので、ある程度予算があるチームを率いるとどんな感じになるのか、想像がつかなかった。

 

そしたら、魔法使いではなかった。小林監督は魔法使いじゃなくて、サッカーをちゃんと教える人だなーと思ったんですね。
サッカーってね、チームでやるからさ。当たり前のことを言ってますが笑。
どれだけ仲間と息を合わせられるか、相手が何を考えてるか仲間がどうしたいかを考えられるか、そういうことだったりする側面もあります。ボールで曲芸ができりゃいいわけじゃなくて、どれだけ上手くてどれだけ差がつけられる選手だったとしても、かみ合わないとチームとしては勝てません。テセと大前は確かに本来J2に居ちゃ反則なレベルの良いプレーヤーですが、それを言うなら去年、清水がJ2降格したときだって二人は居たわけでさ笑。サッカーをちゃんと教えて組み立てられる人が組み立てると、こんなに、明確で陽気で楽しくてかっこいいサッカーが作れるんだなぁ…。

そういえば、テセは頻繁にインタビューの時に若手にメッセージを送っています。絶賛迷い中の石毛くんには「人のためのプレーを考えろ」とか松原くんにも「俺のためのクロスを上げろよ」とかそういう笑、若干ジャイアン感をまといつつ、先輩として愛情あふれる助言を送っている。兄貴肌のベテラン選手が叱咤し、優等生の中心選手・大前が強いメッセージを送る、若手は勝っているせいかSNSを見ていると大変キャッキャしている。大変いいバランスが出来ているようです。

いまのところは。

 

さて、あと2戦。さらにきつい2戦が待っています。

岡山は前回対戦は同点、最終節の徳島には負けています。

清水はどちらも勝つことでしか活路を開けない。

おまけに超過密日程です。この水曜は天皇杯で、かつての監督、長谷川健太率いるガンバと対戦、3日後にはホームで岡山戦です。先週も過密だったのに!もう!

 

今更Jリーグの謎日程にぷんぷん怒っても仕方ないですね。私はどっちも見に行くことに決めました。応援したいし、何よりも今の清水を見たい。毎試合もがいてもがいて勝ち点をもぎりとってる選手たちを見たいので行きます。あああああ貯金…貯金よ、さようなら。

 

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ホーム毎試合、昇格祈念バナー広告が並ぶ美しい風景。

その先のアウェイゴール裏には京都サポさんたちが、私たちと同様に切羽詰った気持ちで駆けつけている。ああ秋なんだな。

 

おまけ

マリノスはなにやら粛清人事のような嫌なニュースばかりが流れてきています。アガサ・クリスティーじゃないんだからさ。「そして誰も居なくなった」なんつって笑えないどころか、相変わらず殊勲選手との関係構築が本当にヘタで、心底うんざりします。うんざりしますが、これ以上は言えません。悲しくーなるーだけーだーからー(ああー、エキセントリックしょうねーん)

 

おまけ2

京都戦は、前日の仕事がしんどくて結局3時間ぐらいしか寝てないままアイスタに行ったんですよ。寝てないのと、「ああこっから全部絶対に勝たなきゃ」という思い詰めた感じが合わさって、なんか何を見ても聞いても涙ぐんじゃって自分でも面白かったしサポ仲間さんたちに笑われて恥ずかしかったです。
試合前にJ1昇格祈念スポンサーのバナーがずらりと並ぶところ見ちゃぐっと来て、選手入場の時のオレンジウェーブの旗ばばばっと上がるのを見ちゃー涙ぐみ、マーチという清水のチャントをがなりながら涙が出ちゃって声が詰まって笑われ。試合終盤でもガニャりながら泣いて、勝った後、王者の旗を歌いながらまた泣いてた。
正直、京都戦は後半は余裕ペースで試合内容としては感極まるようなところはなかったので、なぜそんなに泣くのか自分でも分かりません。年のせいか。
まぁ、年のせいやリーグ終盤の緊張感や寝不足は置いておいて、王者の旗は、しみサポさんたちにはあんまり100%好評でもないようなんですが、私は歌うたびにすごくぐっと来て、毎回実はちょっとポロリと涙が流れそうになってしまいます。
特に、最後のところ、「せかいーにー、はばーたけ、おうーじゃの、はーたー」の所がすごくぐっときます。クラブに、選手たちに、世界に羽ばたいてほしいんだなーって、清水の街の人たちはずっと何十年もそういう夢をもち続けていて、これからも持ち続けるるんだろうなぁ、ってしみじみするのです。

 

おまけ3

日曜はYSのホームゲームも見に行っていました。久しぶりの勝ち点!w セレッソU23は、アウェイでも同点をもぎ取った(レベルの低い話ではあるが)相手で、やっぱりアンダーチーム、結構むずかしいよね。やっぱり、あの人ら本気で試合してないんじゃないかなぁ…疑惑。まぁあなたがたはひょっとしたら本気じゃないかもしれませんが、こちとらガチなんですわ。

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どんくらいガチかというと、昭和か!釜本か!というくらい短いパンツ選手がいるくらいにはガチ。25番西山峻太選手デス。良い選手だよ運動量とガッツがある。

 

おまけ4

リーグ終盤でこの過密日程、正直ひと試合ごとの試合内容が消化しきれない…。

 

*1:水戸ちゃんとか愛媛とかねー

*2:そして昨日のvs讃岐戦でも、最後ゴリゴリと押し込まれてあわや同点になり損ねていましたw

週末2態

Jリーグ J3 YS横浜 らくご

この週末は、落語とサッカーな週末でした。

 

1態目はサッカー。

日曜日はYSCCのホームゲームを見に、いそいそと三ツ沢陸上競技場へ。球技場の方が使えないのはこの時期のお約束で、別のイベントが入っちゃってたので…。

ニッパツ三ツ沢球技場で試合をやると、観客が少なくても、サッカーの内容が多少残念でも「Jリーグ感」が出るんですが*1陸上競技場の方でやると、どうもJFLとか都リーグとか大学リーグの感じを思い出してしまうところがありますね。個人的な感覚ですが。

なんかねー、ムサリクとか江戸陸とか夢の島とかでサッカーを見ていると「おもーえばー、とおーーくへ、きたーもーんだー」とかつい口ずさみたくなる感じがあります。それほど遠いわけでもないんだけどなんかね。華やかさがない代わりに極地熱だけはある感じというか。

 

対戦相手は藤枝MYFC、あちらも色々台所事情は大変そうらしいのですが、コテンパンになりました。うーんこれ。試合内容は、割とキツイので思い出さないようにします笑。帰り道にとぼとぼと歩いていたら、後ろにいたYSの応援にきてくれたらしき二人組の男性が「いやでも、去年に比べたらこの負け方でも嫌じゃないというかマシというか、よくなってるんだよ」みたいなことを言っていて、それはちょうど私がスタジアムで知人の方に力説している内容と一緒だったので、ちょっと笑った。手前味噌ですが、このように負けをちまちまと舐めながら、ほんの少しの良いところを探してとぼとぼ歩くのが、良い楽しみ方なんだよ…。

ただやっぱり、この所のバッド・ゲームを見ているとどうしても、チームとしての「タマ切れ」感をつい感じてしまいます。

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まさかのGKバックパスキャッチからのFK。こんなん久しぶりに見たわ…ガックリだよもうw

 

90分間、集中して良いプレーをし続けることができないというのは、選手の質というよりも、やはり練習環境だったり報酬(の裏返しのモチベーションなど)なんかも大きく影響すると思うんですよね。
J3はセミプロリーグなので、YS以外のクラブもアマチュア選手が混ざってるところはいくらでもある。藤枝もそう、というか去年の予算規模でいうとむしろ藤枝の方がYSよりも小さかったりする*2。なのにコテンパンでござった。藤枝さすが元祖サッカーどころ、ということもありますが、さてここからクラブをどうやって大きくしていこうかねという悩みはつきまといます。図らずも藤枝もYSも「すでにメジャーなJクラブがある街にできたクラブ」だったりもしますしね。Jリーグ参戦するのだと決めた以上は、大きくなる方向を目指すしかないわけですし。

いやしかし、お金も後ろ盾もないクラブに肩入れするというのは、覚悟はしていたもののなかなか厳しい。何しろ私はマリノスを応援してきたものなので、「お金ないよー」とは口では言っているものの、本当にお金がないチームを応援するということがどういうことかやっぱり分かってなかったなぁ。そしてお金のないチームを応援する充実感というか謎の高揚感も同じように感じていたりもします。コテンパンだからってあんま関係ないな、的な。

 

2態目は落語。

木、金、土と、よみうりホールの落語一之輔三夜、三連続公演を見に行っていました。いくら私が酔狂とはいえ、三日連続で夜の時間を埋めるのは中々のことで遅刻して見られなかった時間もありましたが、大変楽しかった。一之輔師匠のゲラゲラ系の落語が好きなのです。あと柳田、柳田よかった。三三師匠の柳田を聞いたこともあって、それも大変素晴らしかったけども。人情ものもいいよなーとしみじみと思ったです。

一之輔さんの落語が面白いのは今さら当然としてその他の面白み。
1日目の開口でやった三木男さんの「人面瘡」、初めて聞いたよ!ぬめぬめっとした落語ですごく面白かったけどさ、一之輔さんの言う通りで、三夜連続の一番初めの落語であれやるかよwwwって思った。でもすごーく面白かった。

あとね、3日目のいろもんさん、江戸曲独楽の三増紋之助さんのすごく面白かったです。「芸人」のすごさというか。
寄席にはほとんど行かないので普段こういういろもんさんの芸を見ることはあまりないんですよ。お正月の爆笑ヒットパレードで拝見して「やっぱり芸のある芸人さんってすごいな」って思っていたけれど、芸があって、芸で人をあっためて笑わせてというのは、あれだなー、一種の建築業というか、よっこいしょと柱を立てるのが「芸」の部分で、そこから愛嬌やらおしゃべりやらの構成が壁屋根窓を付けて、快適に住める家を作る感じを想像しました。知らない人何百人を笑わせて盛り上げさせるのって、ほんとうにすごいことだとゲラゲラ笑いながら妙に感動してしまった。

あとですね、江戸家小猫さん。お父様の猫八さんは今年亡くなられたんですよね。実は実家がご近所だったんです江戸家家(えどやけ)。おじいちゃんの猫八師匠と祖父母はご近所さんのお知り合いだったんですが、祖父母も猫八さん(おじいさん)も猫八さん(元小猫さん)もいなくなって、さみしいなぁ…と思っていました。でも小猫さんの芸も素晴らしくゲラゲラ笑って、こうやって受け継いでいくものがあるんだなーとやっぱり楽しい気持ちになり。
まぁもろもろ、寄席に行かない派ならではのだらしない感想というか、いろもんさんに大変楽しませてもらった貴重な落語会でありました。

 

そういえば、一之輔さんってゲラゲラ系だし、あんまり変なお客さんいないのかなと思ってたけど、この公演は居たなぁ。たまたま私たちの隣に座った白髪まじりの、割と癖の強そうな男女の二人組。

確か1日目だったかと思うんだけど、とある演目の、ああここは重ねて笑い取りたいところかというくだりの「重ね中」のところで、拍手しちゃったお客さんがいたわけですよ。まぁそういうことはたまにある。落語だけじゃなくてクラシックでもあるしロックンロールなんかでも、客と舞台の息がちょっと合わなくなる瞬間。でもまぁ、百戦錬磨の爆笑落語家、一之輔師匠はそんなことじゃ動揺もせずゲラゲラが続くわけです。それに、そもそも落語なんて面白いところで好きなように笑えばいいじゃんかと思うんです。

それがねー、私たちの隣に座った癖の強そうな初老の男性が、仲入りに入ってすぐ「あそこで拍手しちゃった客がいたろぉ?一之輔も売れちゃったんだねぇあんな笑いをつぶすしろうとが見に来ちゃって」なんて、大声で同行者と思われる癖の強そうな女性に話しかけている。あーあ。

 

落語ね、私あんまり近寄らんとこ、って思ってた大きな理由の一つがこういう「癖の強いうざい客」がいるからで。寄席はめんどうだから独演会でちんまり隅っこにいればこういう「癖の強いうざい客」にはあまり巡り合わずにすむし、いいなーと思ってたんだけど、居るんだなぁ。
一之輔さん、マクラでたまに「過剰に落語好きの客」を腐したりするんだけど、あのクソジジイはそのマクラ聞いてなんて思うんだろ、「あーいるよなそういう無粋な客がさー」なんて他人事みたいに思ってんのかねぇ…。

 

しかしこの落語会、年を重ねるごとに一日ずつ増やしてくんだそうで、来年はどうしようかね。良さそうなところをチョイスして、とやると、あっという間に売り切れちゃうんだよチケットなー。 

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一夜ごとに席が前の方になっていったよ。

 

*1:慣れ親しんだというのもあるだろうし専スタだからというのもある

*2:というか藤枝とYSはJ3クラブ予算規模最小ワン・ツートップ…

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「ゲームが良くなかったのは、試合終了前に帰る人が多いから分かる」と彼女は言った

Jリーグ J3 YS横浜

週末は、J1は私たちがすごく食べたかった、じゃなくて獲りたかったルヴァン杯の決勝があったのでリーグ戦はお休み。J2清水は金沢アウェイ、そしてJ3は小休止後の再開で、YSCCのホームゲームを見に、いつもの三ツ沢に行っていました。これだけカテゴリを横断してると見るサッカーに事欠かなくて有難い限りです、いや、ほんと。

 

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お子様の方が圧倒的に多いぞw これがYSCCの魅力。

 

YSの試合を見るのは1か月ぶり。味が丘のFC東京U23戦なら行けたっちゃいけたんですが…10/2はですね、その前の週に清水が天王山その1の松本山雅戦に負けたので「すわ!ここは私が!」とばかりにセレッソアウェイに行ったもんですからw、行けなかった。
そんなこんなで、アウェイゲームが続いてたのとJ3の日程も小休止がぽつりとあったりしたので、間が空いていました。見られなかった1か月間のアウェイゲームの塩梅も、うーん戦績よろしくないなぁ…コメント見てもあまり上々とは言い難いなぁ…という感じで。

 

YSCCは、2週間の小休止後スタメンを少しいじってきました。まずはGKが守山選手から浅沼選手へ、中盤の底でかなめ役を山崎選手から山本選手に変えて、という布陣でした。
それが幸いではなかったのかはわかりませんが、どうもですね、選手がイージーなミスが目立った試合で…。パス位置のずれとか、トラップミスが目立ってた試合でした。今季のYSではずいぶん減った、ミス起点の得点というかゴール前ががら空きになってしまった瞬間に追加点取られたりとか、大変消化不良感の残る試合で。

弱いチームを私は応援しているのだから、結果を積極的に求めていっているわけではないわけですが笑*1、こう、ミスの多い試合や、戦っているように見えない試合、かみ合ってない感じがする試合は、モヤモヤが溜まってしまいますね…どうしても。

 

昨日は、このところ考えている「私たちは、何を見たくてサッカーを見ているのか」ということに関して個人的に、ひとつ興味深いお話を伺いました。

まぁ、要するに意気の上がらない試合展開で負けて、同行者としょんぼりしながらスタジアムを去ろうとしたんですね。そしたらたまたま、顔見知りのボランティアスタッフの女性と目が合ったのでごあいさつをしました。

入場口であれこれと忙しく立ち働いておられたそうなのですが、私たちと目が合った開口一番「きょうの試合良くなかったですね。いつも来ていただいてるのに本当にすみません…」と謝られてしまった*2
謝られるのも心苦しいし、まぁ負けたら負けたでどのへんがどーだあーだと言い合うのも楽しみのひとつだったりするので、「いやー、あのプレーが何とかなればアーダコーダ」としゃべっていたら、その方の持ち場はエントランス周りでスタジアム外だったので、試合は見てないとおっしゃる。
でも、良くない試合をしたんでしょう?という目測が付いた。なんで知ってるんだろう?

彼女は、「ゲーム終了時間を待たずに帰るお客様が多かったんですよ今日は…」と続けました。

 

そうかー、なるほどなー。そうだよな。

私も、わぁあこりゃダメじゃろー、という酷い試合の時は最後まで見ないで帰っちゃう時がたまにあります。帰りの電車やバスの時間や、込む前にスタジアムを出たいなーという思いや、そういう事情も込みですが…。試合運営をしている側としては「途中で帰っちゃう客」はなかなか辛いものがあるようでした。

特にYSCCはまだまだ集客力もほとんどないクラブ、多くは選手の身内や友人、個人的なファンとかYSスポーツクラブのゆかりの方なんかが多かったりするんで、いい意味でもわるい意味でもアットホームなんですよ。ちっとも威張れる話じゃないですが、いちげんさんはほとんどいない笑。

それでも「あーこりゃダメだ」と帰る人が出てしまうぐらい、良くない試合だったんだなぁ…。うーん。切ない。

 

チーム状況、よくないですねぇ。

戦術浸透が出来てないというよりも、個々が、出来てほしいことが出来てない。あえて言葉を尖らせて言うのなら、選手一人一人のプレーの質が、やっぱりこう、試合が積み重なって個々の選手の疲労やコンディションも悪化している秋だからこそ、目につきやすくなってしまっている。ゲームの意図をこなせない、相手を上越せないんですよね。

春~夏にかけて、超グッド・ゲームを作っていた時期もありましたが、やはり、結果も出ないし、蓄積疲労もあるだろうしで選手もしんどいだろう。
お金がなくて選手にろくに俸給も支払えていないセミプロチームなのでそこは言いっこなしだと思ってはおりますが…。帰られちゃっているというのは、厳しいよね。切ない。

 

それでも、ゴール裏の人数や応援に参加してくれる人は少しずつ増えているし、試合後の選手を迎える時にブーイングをする人なんかもいなかった*3。嫌な言い方をすれば、ブーイングしたとこでこれどうしようもないぞ、という力の差があるなぁ…。としょんぼりとかみしめるような空気だったようにも思います。

 

それでも、勝てないからといって応援しなくなるわけではないんですよ。勝ってほしいんだけど、勝つことだけが「見返り」ではないんですよね。というよりも、わたしたちは、何か見返りを求めてサッカー場に足を運んでいるのだろうか。

 

いやもちろん、勝ちたい。
毎試合見に来てんだから勝ち点3を見返りで寄越せ!と言って、もらえるものなら欲しいんですが笑、そうはいかないんで、そこはダダこねてもしょうがないところなわけですよ。

で、次に思うのは「いいプレーが見たい、成長が見たい」と言うところだったりする。素晴らしいファインプレーや、意図は分かるけど今まではうまく出来なかったことができた瞬間なんかは、負けても「あそこが良かった、あそこだけ何度も脳内でリピートしようぜ」なんて言いながら帰りの相鉄バスで話してたりする笑。

それから、いいプレーも成長もなくても、「気持ち」が見えると、割とこう、その選手の「勝ちたかった気持ち」をキラキラ光る大切なおみやげとして持って帰ったりもします。じつは案外、そういう「気持ち」のおみやげって、勝ち点3と同じぐらい尊い宝物になったりする*4

 

昨日はねぇ………、それがなかったな笑。

 

いやもう、大したお金を払ってないし無給選手もいるぐらいなので、それをお願いするのはおこがましいんですが、やっぱりですね、気持ちは、見たいんですよね。
そんでね、一方で、「気持ち」ほど、人に見せるためにはわが身を削る労力が必要なものも、なかったりするんで…。切ない。お金欲しい、お金…。みんなにお腹いっぱい安心してサッカーに打ちこめるお金を上げたい。私が大金持ちなら…!でも私はしがないサラリーマンなので、毎試合ホームゲームに足を運んでプレーに一喜一憂することしかできません。

 

先々週のJ2リーグでは、ジェフ千葉のゴール裏の一部の残念な人たちが、ピッチ内にトラメガ投げただのなんだので騒ぎになっていました。個人的には、どんな試合だろうがモノ投げるなんて即つまみ出して反省するまでスタジアムのビジョンの下に磔にでもしてやればいいのに、と思いますが、どうも、ジェフ千葉の当日の試合も、手触りの決してよくないものだったようです。うーん、切ない。

 

で、手触りの良くない、持って帰れるものがまったくない試合の時は、どうやってその後をやりすごすか、というのを、サポーター側はノウハウとして蓄積していったらどうだろうか、と思ったり。

もちろん、個々人レベルではやってんですよ。スタグルやけ食い、反省会で痛飲、帰りのシャトルバスで和気藹々&喧々囂々、こういうのは、まぁ誰しもがやってるんですが、Jリーグやクラブで、「負けた後の正しいくやしがりかた」みたいなの、やってくれないかしらね笑。

イメージとしては、JTの広告の「大人たばこ養成講座」みたいな感じなんですが、どうでしょうか。だめかな。

 

おまけ

マリノスはルヴァン準決勝で負けるし、ベイスはCS肉薄したけど負けたしで、なんとなく横浜スポーツ界はいまいち活気のない一週間でした。ビーコルセアーズはどうなってるんじゃろね。

 

おまけ2

私は横浜市民ではなくて都民だし、横浜市民になったことは一度もないんですよ、横浜の学校に通ったこともない。なのにいつの間にか横浜っぽい感じになっている。まぁマリノス応援がきっかけではありますが、Jリーグの「地域密着」スローガンって、このような側面があるんだろうなーと思ったり。
ブコメで「地方選挙で自民が弱いのは」というのをしたためましたが、Jリーグを見るために全国の都市を襲撃していると、東京というか首都圏と違う「地方の意地」とか「地方の論理」とか「地方の面白み」なんかを、すごく体感できます。すごく面白いことだ。私は地方で暮らしたことがないけど、そのどっしりとした「地方の手ごたえ」を感じます。

川淵さんは、西ドイツブンデスリーガをお手本にJリーグの骨子を作ったらしいのですが、本当に面白いおじいさんだなぁあの人は。功罪ある方ではあるとは思いますが、やっぱりスターリーグ的なものじゃなくて、「日本中で局地的に、拠り所になれる応援する対象」があることって、面白いことだと思う。
なんていうか、鎮守の神様がいる感覚。

 

 

*1:それでいいのか。それでいいのだ仕方ないw

*2:Jリーグ開催ではJ1からJ3まで、どのクラブでも運営サポートをするボランティアを募っています。老若男女さまざまいらっしゃって、クラブの浮沈をわが身に引き受けてサッカーライフを謳歌しておられる。すばらしいことです。清水のボラスタさんは、試合終了後に出口に待っていて「ハイタッチ隊」をやっていてくれたりします。あれいいなハイタッチ隊

*3:去年は何試合かブーイングする観客がいました。胸が痛い

*4:あの試合のマツのプレー、キモチ見えすぎて笑ったよなぁ、なんて未だにマリサポ同士で話したりする、大切な大切な宝物です

ヒリヒリするシチュエーションによるショック療法が、効果ありますように

サッカー Jリーグ 横浜F・マリノス

日曜は、引き続きサッカーで、マリノスvsガンバ大阪、ルヴァン杯のホームゲームでした。

結果は1-1。同点でしたが、同点の場合はアウェイゴールを取った方が勝ちというホーム&アウェイ方式ですから、決勝には進めないことになった。悲しい。これで、リーグとルヴァン杯が終了です。東京あたりはこの連休で急に秋っぽくなってきましたが、私の心も秋風が。

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何しろ、中村俊輔斎藤学がいないルヴァン準決勝だったんですよね。言っても詮無いですが、推進力と試合の統率をする「差を作り出せる選手」がいない中でガンバのような強豪と試合をするのは、厳しかった。アウェイではゴールを取れず0-0同点で終わっていたので、推進力を持つ選手を欠く布陣のマリノスが目指すものはウノゼロ。1-0でシャットアウトするのがゲームプランだったんだと思います。
前半なんかは「プラン通り」という感じで、固く守りながら隙をついて前線にボールを供給して…伊藤翔が角度のないところから素晴らしいゴールを決めてくれたんですよね。ああ翔くん!素晴らしい。彼はFWなのに得点が少なくて色々言う人もいますが、前線からの攻撃的な守備タスクもこなしながら、何度も動き直しをして隙を窺って、というとても頼れるFWなんですよ。

 

ただ、宜しくなかったのは先制点を取った後で。

ヤットがすごいということなのかもしれないんですが、ヤットを中心にゆるゆると組み立てを始めたガンバは、じりじりと陣地を脅かし始めます。そして押し込まれて失点。うーん。
その後、頑張ったんですけどね。ヤットが作ったヤットペースを、崩せる人間力のある選手は、ウチのピッチにはいなかったということかもしれない…。俊輔が出られてればね、俊輔とヤット、あの二人が対決すると、なんていうか、二人の周りが真空のように感じる。居合切りの名手同士の一対一の対決とかねw でもいなかったしな。いなかったからって勝てないなんて切ないけど悔しいけど。

 

前半で飛ばしたからかマリノスの選手は足が止まり始めます。マルティノス*1の単騎突破なんかもありましたが、周りが付いてこないから詰められない。前半あちこちに顔をだしていたあまじゅんは、後半少しばてが来てしまっていましたが、前田がその分右から左から何とかしようと頑張っていました。でもやっぱり1歩足りないなぁという感じで。

 

リーグ戦の出目がほぼなくなっていたマリノスにとって、残された「全身ヒリヒリするようなシチュエーション」のひとつが、ルヴァン杯でした。エリク監督の下で世代交代を進めたいマリノスとしても、賞金的にも笑、欲しいタイトルでしたので、次に進めなかったのは本当に悔しい。
試合終了後の日産スは、なにか異様な静寂になっていました。しんとしたホームエリア、ガンバサポが高らかにうたっているはずのチャントも吸収するような。

それだけ、選手もサポーターも、ショックだったんだろうと思う。当日の入場者数は2万人ちょい。2万人弱の人たちが、ちょうど同じショックを共有していました。2万人弱のショックが作り出す静寂は、相手のチャントもかき消すような重力のあるものだった。

こういうヒリヒリとした空気と悔しさは、若い選手こそどんどん経験してほしいなと思います。試合に負けたわけじゃない。でも負けた。完膚なきまでに。それを来期の糧にしてほしいなと、思います。

負けたわけじゃない、とても良い試合をしていたんだ。でも負けたからさ。

 

おまけ

ルヴァンが家にありすぎる。ルヴァン、うまいからいいんだけど。
優勝したら、家でルヴァンパーティーしようと思ってたのにな涙

 

おまけ2

しかしマリノスも入場者数の減少に歯止めがかからず切ない…。私はJ3も応援している身なんですが、YSCCのホームゲームとマリノスのホームゲームが頻繁にカブります。そのせいで今期はアウェイ中心の生活だったりしましたが…。試合会場のJリーグへの差配は県のサッカー協会とかいう話もありますが、なんなの?私にマリノスの試合を見に行かせたくないわけ?と強く言いたい。YSの監督は樋口前マリノス監督ですから、カブらなきゃ、奇特なマリノスサポさんがYSCCの試合をフラッと見に来てくれるかもしれないのにぃ!

 

おまけ3

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警備員さんが厳重に警備するルヴァンカップ。嗚呼ほしかったよ…

当日は雨予報だっだけど、結局ポンチョいらずから傘いらずでした。晴れ女と言われたが、それより勝ちたかったぞな。

 

おまけ4

これで、8日間で4試合、うち3試合が遠征という超強行スケジュールをこなしたことになります。財布が軽くなる……しかし楽しいな遠征は。

 

おまけ5

ゴーストラリア戦、勝ち点1でしたね。学使われなかったなぁ。まぁ予想してたことではあるが。戻ってきて爆発しておくれ。起用されないことには、まぁそうだろうねとしか思いませんが、なんで呼ぶんじゃろなぁどうせ使わないならもっと若手を呼びゃいいのにと思う。

*1:そういえばマルちゃんは漸くJリーグにフィットしつつある。面白いから来期も居てほしいがどうだろうな。カイケくんは、うーん。どうなんだろうな。個人的にはJリーグ舐められてる感がすごいからいらないかなw。

勝ち点3を、確実にとるということ

サッカー Jリーグ 清水エスパルス

この連休もサッカーでした。土曜は日本平に清水vs町田戦を見に行き、日曜はルヴァン杯・ホームでガンバ戦。新幹線に乗り、サッカーを見て、新幹線に乗り、寝て、新幹線に乗り…というループ。幸せ。

 

土曜日、町田戦は、清水にとっては結果的に因縁となってしまった相手でした。アウェイ野津田で清水のエース大前選手がファウルを受け、ろっ骨骨折等のかなり重い負傷となってしまったからです。なので、サポーター界隈は若干カカリ気味笑。

まぁでも、大前も、完全なコンディションとはいえませんが復活したし、本人はもう気にしてないみたいなので、スタンドでわーわー言うてる私たちばかものができることは、サンバのリズムでわーわーわーわー*1、言うぐらいです笑。

まぁキツイ怪我だったしアンフェアなファウルだったとはいえ、彼らプロスポーツ選手にとっては負傷は「必ず付いてくる負のおまけ」だったりしますから、うまく切り替えられるかどうかが選手としての格にもつながるのだろうと思う。その点、大前選手はとても立派な振る舞いだったと思う。ほこらしい。

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清水はJ1昇格祈念スポンサー集め大作戦!をやっていました。試合前のお披露目で居並ぶスポンサーバナーを見てグッときますね。

 

試合ですが、結果は2-0の勝利。試合展開に派手さがあったわけでもないので、圧勝感はないんですが、ディテールを反芻すると、どうもこう「横綱サッカー」みたいな感じになってくるんですね。もちろん、楽に勝てたわけでは全くないんですが…、選手たちは90分間、ずっと冷静に対応をしていたように見えました。

1点目の大前選手の「ファウルのお返し弾」は、町田のゴールキックを白崎くんがかっさらって、その後のこぼれ球を狡猾に狙っていた大前の美しく冷静なループシュートでした。いやーー、ループシュートって、TVで見るよりも実物を見ると、ループがほんとキレイで、やってやった感が満載で、本当好きだわあ。
ちなみにセットプレー直接ゴールも、TVよりも実物の方がすごく鳥肌が立ちます。技術を眼前で見ているというレア感が理由だと思うんですけどね。

 

その後、1-0のどきどきする攻防が続きます。ただ、ハラハラは、あんまりしなかったんですよね。町田は前線のミスが多かったというのもあるんですが、それ以上に清水が、きちんと中盤でリスクケアが出来ていたように思います。
枝村が先月肉離れたことに加え、実は町田戦は連戦が続いてヘロヘロな河井は怪我でベンチ外だったので、ボランチ不安があったんですが、久しぶりのスタメンの本田拓也が奮闘していました。それ以上に私の目についたのは白崎。

 

いや本当に素晴らしかった。1-0のままこう着状態、どちらかと言うと町田に自陣を脅かされるシーンもある時間帯が続いて、これすごく難しい局面だなーって、らららららー、ららー、しーみずー(ンチャ、チャッ、チャッ、チャッ)とか口ずさみながら踊っていたんですが、これ、次の1点をリスクを冒して取りに行くか、ガチ守りするのか難しかった。時間も結構残ってたんですよ20分そこら。

その時に、白崎はゲームの「流れ」を掌握し、コントロールしているように私には見えました。簡単に勝ってやったなんてことはなくて、この指揮者がいなければ、ぽろっと町田に勝利が転がり込んでもおかしくない時間帯は確かにあったんです。
こういう展開の時に起こりがちなのは、前めと後ろめの選手の間に意思のばらつきが産まれること。後ろの選手はリスクを取りたくない、前の選手はトドメの1発を狙いたい。時間はまだまだあるわけです。それを白崎がピッチの真ん中で、指揮者のように流れをコントロールしていた。スペースへの察知、サイドに流れて前に向かうかどうかの判断、こういう「攻撃するの?どうするの?スイッチ」は、この試合では白崎が握っていたように思います。
いやほんと素晴らしい選手になった。春にシーズン始まった頃はまだ、ここまで堂々と存在を主張していなかったよ。男の子の成長はある日突然訪れる。いやこの前の試合からずっと良かったですけどねもちろん。
もちろん、危うく同点にされそうなシーンも2回ほどあったんですが、ギャー!ってなったシーンは、現地で見る限りなかったんですよね。録画した映像見ると、ギャー!ってなったんだけどw*2、現地だとそこまでヒヤリとするシーンはなかった。それはまぁ町田に精度がなくて助かったという面もありますが、町田のシュートシーンも、遠目からだときちんとコースが埋められているように見えてたんですよね。ある程度シュートコースが絞れていれば、良いGKならかなりの確度で防ぐことができる。
夏のウインドウで加入したGK植草選手は、控えだったとは思えないほどの守備力と、特に角ちゃんとの素晴らしい守備コンビネーションで、清水の守備に安定感をもたらしてくれています。

2点目は、またしても試合終了間際。もっか私の一番のお気に入りの松原くん、この日も雨あられとクロスを供給していましたが、松原くんのクロスを起点に、テセにボールが入りシュートするところでファウルをもらった、PKによる得点でした。会場がお祭り騒ぎになったよ。

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テセのPK決まったとこもそこそこ撮れる。アイフォーンならね*3

 

というわけで、大変な、大変な思いをして、確実に勝ち点3をもぎとったという感触の試合でした。まぁ正直言えば、こういう着実な試合展開を春からやれていたら今頃は自動昇格圏だったんでしょうが…笑*4
小林監督は試合に負けた日のコメントのたびに「まだまだ」という言葉を使います。「まだまだ」はとても良いことばだと思う。だってまだまだ伸びるってことだもんね。

 

おまけ 

そのように、小林清水は、着々と若手が一人前になりつつあります。
ただ、あと一人…。石毛選手ですね。昨日の試合では、ほんとあと一つ、あとこぶし一握りのところで頂に手が届かない…という感じでした。私は石毛選手がとても好きで、あの軽快で創造的なプレーをもっと見たいと思っている者ですが、使われ方やチーム状況のタイミングが悪かったのか、早熟天才にありがちな壁にぶつかっているのか、輝くようなプレーからはごぶさたになっている。
でも昨日は、まぁ多少セルフィッシュなプレーもありましたが、俺がなんとかしたる!という気概とアイディアを感じる石毛くんのプレーを、いくつか見ることができました。

スポーツ新聞なんかの情報だと、小林監督は、若手に丹念な居残り練習を見ているとのこと。そのメンバーには石毛くんも常連だそうです。あと少し、あと少しできっと石毛くんが心から楽しそうにサッカーをしてるところが見られるに違いないと私は思っているのでした。がんばれ。がんばれよー!

 

 おまけ2

手塚プロコラボで、ジャングル大帝がきとりました。清水にはレオレオという、広島カープみたいにスクワットするチャントがありますが、そのおかげのコラボだろうかw

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更に、毎年恒例のピッチでPKプロポーズ企画。こパルちゃん二人がかりのGKで茶番をな…w

 

おまけ3

ホームで勝った後に大型ビジョンに流れるリプレイをワクワクしながら待っているパルちゃんず。かわいい。

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*1:2倍ぐらい目途で

*2:わたしはばかものなので、勝った試合でも負けた試合でも観戦して帰ってから録画を見直して、眼前で見てたとことおなじとこでギャーって言ったりします

*3:落としてカメラに傷ついてるので宜しくない

*4:そのように楽勝な昇格ペースだったら今期私はこんなに日本平に通い詰めていないんだよ。私の財布は大ピンチだけど、結果的に「徹底的にサッカーを見つめるシーズン」になっているので良しとする…するよ…