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長い感想

100文字では足りなかった時に

黒澤明とアメリカニズム

感想いろいろ

映画、嫌いじゃないんだけど最近はとんと御無沙汰で10年以上前に買った黒澤明DVDボックスを擦り切れるほど見たり、毎年クリスマスの時期に「素晴らしき哉、人生!」を見て泣いたり(年中行事)する程度の年寄り臭い感じになっているのだが、なんだかんだで映画って黒澤明フェリーニトリュフォーぐらいで、もう大丈夫、みたいなとこある。

いや言いすぎた。他にもたくさん好きな映画や映画監督や俳優さんや女優さんは居るが。

 

黒澤明は、たいして興味のない人にとっては「日本を代表する映画監督」かもしれない。羅生門とか影武者とかを想定してジャポニズムを感じる人もひょっとしたらいるかもしれないが実は、黒澤映画の根底に流れているのは、アメリカ的ヒューマニズムである。むしろ、いわゆるジャパニーズ土着メンタリティとは対極にいる人だったりする。
そして、私は黒澤明のそういうアメリカニズムを心から愛している。

古き良きアメリカ。理想の平等主義

 

アメリカ映画は良い。
学生時代、演劇科の授業で50年代ハリウッド映画が専門の先生っていう当時でもかなりマニアックな授業をしている教授がいたのだが、あの授業は本当に楽しかった。私の今を作ったひとつ。
私自身の専攻は現代アメリカ文学だったのだが、USAの文学というか表現を支える根底にある、謎の統一感というかヒューマニズムというかピューリタニズムというかそういう「ある種の理想のなにか」を勉強できたのは、得難い経験であった。
幸いなことに、母校は図書館で古い映画を見放題だったので、本当に良く映画を見た。
古いのばっかりだけどな。

いやー、映画って、本当に素晴らしいものですね。

 

そういえば、名画座も良く行ったけども、当時新宿にあった某二番館で当時フジテレビのアナウンサーだった八木亜希子さんにお会いしたのを覚えている。
八木さんは別件でも面識があったのだが、本当にキップが良いというか素晴らしく男気あるというか、面白い方で、今でも好きなタレントさんの一人、母校の大先輩でもある。
そして今の私は、アナと雪の女王すら見ていないという体たらくである。
ふがいないことで申し訳ない。