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長い感想

100文字では足りなかった時に

トレイルランは楽しそうだが

感想いろいろ

NHKBSで、去年?ぐらいからずっとやっている
日本百名山一筆書き、グレートトラバースという番組

これがどうにもこうにも気に入らない。

本放送の時に2、3回見て、本当に気に入らなくてそれ以後見てなかったのだが
朝のBSの再放送枠でやっているので、目に入ってしまって困る。

 

何が気に入らないかと言うと、普通に気を付けて登山すれば
事故や怪我を極小化できるのに、わざわざ勝手に縛りを入れて
たまにピンチに陥るところ。

 

トレイルランは私はやったことがない(し、やれる能力もない)が、
トレイルランを嗜んでいる知人はいる。とても楽しそうである、Mっぽいけど。

でも、Mっぽいけど、怪我したり疲弊しつくしたりするために
山に登っているわけではないのは、知人の話を聞いていると分かる。
ばかみたいに山に登りたい人は、たまに刺激が欲しいからなのかな、と
トレさん(トレイルランを嗜んでいる知人)と話をしていると思う。

だからトレイルランを非難するつもりなんて全くないし、
あの番組で走ってる人を非難するつもりもない。むしろ体力羨ましいと思う。
でもあの番組はきらい。
やらせ臭とまでは言わないが、しなくていいチャレンジで勝手に怪我したりあちこち傷めたりする。

それをTVで見せている、見せ方が、なんか嫌なのだ。

登山中に起こるトラブルが、ちょっとペース緩めるなり何なりすれば、起こらないような怪我がほとんど。
それって登山的には絶対にやっちゃなんねぇNGだし、一方ではTV的には「冒険としちゃすごく中途半端」に感じる。

TV番組としてすごく微妙なのだ。

TV収録でそんなへまはしないとは思うが、登山中の怪我って本当はかなり怖い。
山小屋を渡ってる時なんかに体調を崩すと、ちょっとのことでもメンタルに堪える。
歩けなくなったら帰れないからだ。

ただその恐さは、TV画面のサイズで見ている人に伝えるには、見た目がしょぼい。分かりにくい。

ただその恐さは、TV画面のサイズで見ている人に伝えるには、見た目がしょぼい。分かりにくい。

 

登山ブームか何か知らないけど、山深い場所でも登山者はたくさんいる。まぁ登山ルートだから当然だ。
なので山深い場所でも、夏のシーズン中なんかは実はすごく賑やかである。
にもかかわらず、足をくじいたら歩けない。自力で歩けるようにならなきゃ帰れない。
人がたくさんいるのに不安。
まぁ命の危険があるレベルならヘリコプターとか呼べるのかもしれませんけどね。

実際に、とある「3000mクラスだけど割と簡単に登れる百名山」に、
前日ほとんど寝てない状態でむりやり上がって、高山病疑いの脱水症状が起きたことがあるのだが、あれはすごくきつかった。
少なくとも標高差200m、3kmは歩かないとロープウェイの駅まですらたどり着けない。
元気ならなんてことない負荷なのに無理。
稜線を渡らないとロープウェイ駅の方には行けないのだが、吐き気治らないとふらついちゃって恐すぎて歩けない。
足を滑らせたら何十メートル落下だもん怖いよ。
TVだから、本当にやばい時は収録を止めてると思う。そうあってほしい。

 

「山で体調を崩す恐さ」を理解できる好事家ぐらいしかあんなもん見ないだろ、という考えなのかね。
いや、たぶんTV番組としての見せ方とかあんまり考えてなくて、企画ありきなのかなという感じがする。

百名山モノでは、NHKは別の番組もやっていて、キチンとした地元ガイドさん目線で
登山の風景を紹介するオーソドックスな山番組。
あと、釈由美子(だったような)が登山にチャレンジする山ガール番組でもやっている。

オーソドックスな山番組だと素晴らしいのにな。

 

あー、あと、一筆書きしてる人に他意はないのだが、
フューチャーされるには見た目が普通のいがぐり坊主で特にチャーミングでも何でもないってのも、
イマイチ視聴心をくすぐられない理由ではある。