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長い感想

100文字では足りなかった時に

一人旅をすると知らない人にごはんおごってもらえる系

感想いろいろ

野沢温泉にものすごく行きたくなる、ヨッピーさんの記事。

www.e-aidem.com

 

読んでたら色々記憶が思い起こされて、若い頃、野沢温泉の小さい共同浴場でたまたま一緒になった地元のおばあさんに、お昼ごはんをごちそうになったことを思い出したので、そのようにブコメったのだが、その記憶の流れで、実は割と知らない人にごはんをごちそうされていることを思い出したのだ。

仲間でわいわいと野沢温泉にスキーに行った時、どうにも悪天候で今日は止めとく?っていう日が一日あって、後輩の女子(温泉好き)と私(温泉好き)の二人は、男どもが飲んだくれているのを尻目に、共同浴場めぐりをすることにした。
最初は、キレイに観光用になってる大きいお風呂にだけ入ろうかなんて言ってたのだが、共同浴場は大きいのから小さいのまで10ケ以上あってオリエンテーリング気分だし、ゆっくり湯につかった後でも外に出るとびょーびょー雪が降ってるからあっという間にクールダウンしちゃうんで、ちょっと寒くなってきたくね?なんて言ってるうちに次の風呂にたどり着いてるといった具合で、エンドレス外湯めぐりなのである。
で、吹雪のような天気で、能天気な観光客が二人、連続入浴の成果でぽかぽかしてるもんだから上着のフリースをはだけた状態でとある湯に入ったら、そこでであったおばあさんとすっかり意気投合したのだ。これこれこういう理由で湯めぐりしてたらぽっかぽかになっちゃってー、とか、きゃっきゃしながらおばあさんに報告したら、なぜか心意気に感じてくれたらしくて、そのままひるごはんをごちそうになった。美味しかったなぁ。

 

私はサッカーを見る趣味がある関係もあったり、まぁ仕事だったりで、割とひとりで国内を旅行する機会が多い*1
ひとり旅行は、すきなようにやれるので良い面と、夜ごはんが寂しいという悪い面がある。できるだけ美味しいものを食べて美味しい地元のお酒を飲みたいと思って色々ヒアリングやリサーチをしつつなのだが、ひとりで旅行の時は、そのリサーチ内容に「ひとりでも大丈夫そうか」というのが加わる。良い感じのカウンターがあるかとか、盛りが適度かとかね。

で、過去4回、見ず知らずの人におごってもらった。
野沢温泉のおひるごはんの他に、金沢の夜、函館の夜、白昼の広島。の計4回。

金沢の夜は、調べものの出張で行った時。調べものを手伝ってくださった知人に、高いけど落ち着くよと教えてもらったお店のカウンターで加賀鳶と白海老が旨くてニコニコしてたら、店長の息子さんという方と話が弾んだ。調べものの関係で撮った写真を見せたり金沢の街の面白さとかをお話しているうちに、「うちの常連さんにぜひ会わせたい」と言われて、店長の息子さんがその常連さんを呼び出したのだ。
大手金融機関にお勤めだという常連さんと、これからの金沢の発展、みたいな話を調子に乗ってメートル上げつつお話しているうちに、じゃあ2件目行きましょうということになり、そのまま1件目も2件目のバー*2の分も出していただいてしまった。

 

函館の夜は、くるりのライブを見に行ったのだ。観光&ライブ。金森倉庫というれんが造りの倉庫でライブやるというので、そんなの絶対楽しかろうと思って、わざわざ行った*3。そんなわざわざに付き合ってくれる友人はさすがにいないので、ひとり。
れんが倉庫でやるライブは、音が良いわけはもちろんないのだが、学園祭ぽいというか、とても親密な空間で良いライブ、良い夜になった。
それでふんふん言いながら、一応下調べをしておいた宜しい雰囲気のカウンターがある居酒屋さんで、田酒を舐めながらむふーうまいーとニコニコしていたのだ。
ライブがはねた後だから、飲み始めたのが22時ぐらいで遅かった。だからか知らないがお客さんが私しかいなくてまーどうしましょ、と思っていたら、ガラガラガラっと引き戸が乱暴に開く音がして、超だみ声のオバチャンが入ってきた。365度どこから見てもスナックのママ。
二人しかお客がいないんだから、二人で飲みましょうということになって、その常連のスナックママの「いつものやつ」のおつまみを二人で分けっこして食べたり*4、あなた若いのに*5ひとりでふらふらしてたらダメじゃないの!ってスナックママトークされたりキャッキャしてたら、いつの間にかお会計が済んでいた。スナックのママすごい。私、ママが来るまでに実はけっこう飲み食いしていたので恐縮すぎてやばかった。
おまけに、タクシーでホテルまで送ってくれた。函館の冬はふらふら酔っぱらって歩いたら危ないんだから!ってスナックママトークされながら。

 

白昼の広島は、出張の次の日のお休み。
せっかくだからぷらぷらと観光してたのだが、教えてもらった広島風お好み焼きの店が見当たらなくて、きょろきょろしてたのだ、片手にプリントアウトした地図、もう片方はキャリーバッグぶらさげて。
そんな「どこから見てもおのぼりさん」な恰好の私に、広島弁で道を尋ねてきたおじいさんがいた。残念ながら私も道に迷っている最中である。地元の人に道を教えられるわけがない
残念ですがご案内できそうにありません、でもこの地図見たら分かりますかね?とプリントアウトした地図を見せたら、なんとなく現在位置を確認できたらしいおじいさんが、ついでにと私が探していたお好み焼き屋さんを案内してくれた。
それで、どうせならワシも昼飯を食うから、一緒に食べたらいいじゃろのう*6、と言われたので、広島風お好み焼きをと生ビールをご一緒して、そのままごちそうになった。

 

おごってもらった街には、すごく良い印象が残ってる現金派である。
あと、このエピソードを知人に話すと、うっそーって言って笑う人と、危ないじゃないのって怒る人とに別れる。私も人から聞いたら危ないじゃないのって言いそう。

 

そういえば、私はよく人に道を聞かれる系でもある。耳に突っ込んだイヤフォンをグイッと引っ張られて道を聞かれたりする。
なんなんだろうなこういうの。別に人好きのするタイプでもないのだが。

*1:あちこち遠征にいつでも同行してくれるわけでもなく、観戦仲間とは現地集合現地解散な主義なので

*2:金沢と言えば、という有名なバーです

*3:函館は、仕事さえあれば移住したいと思うぐらい好きな街で、遊びにいったのは片手では収まらない数になる

*4:すごく旨かった

*5:そんなに若くなかった

*6:ものすごく適当です。かなり広島訛りの強いおじいさんだった