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長い感想

100文字では足りなかった時に

アウェイ旅の楽しみ、もしくは日帰りハラハラ旅行

Jリーグ サッカー

北海道は日帰りで楽しめる、という記事を読んで、そりゃ札幌なんて難易度Aだろうと思いそういうブコメをしたためたちょっと意地の悪い朝。

 

Jリーグを観戦する日々を送っていると、多くの土地は日帰りで何とかなるということを知る。いや私が東京に住んでるからということと、それでもどうにもならない場所も結構あるし、なんだかんだでJリーグがある土地は中心都市だから、というのは大いにあるんだけど。

 

よしここに行って楽しむぞ、という計画的な旅行の場合は、わざわざ遠いところまで行って日帰るとか交通費もったいない…と思う貧乏性なのですが、サッカーで遠征するたびに一泊して帰るのも財布に優しくないもので、特に盛り上がったシーズンなんかだと日帰りアウェイをやるわけです。

関東甲信越地方(鹿島、水戸、千葉、柏、大宮、浦和、湘南、清水、甲府、新潟、松本)、仙台、名古屋、大阪2クラブあたりまでなら、日中の試合なら基本的には余裕。ただしこの辺は、19時開催の試合だと結構ハラハラゲームになるけど。

甲府、清水、新潟、松本、瑞穂、万博、長居、はそれぞれ19時開催のナイトマッチで日帰ったことあるけど、後半35分ぐらいからゆるゆる片付け始めて、帰りがけながらスタンドで戦況を見つつ、ホイッスル鳴ったらバス乗り場(や地下鉄の駅)にダッシュ、みたいな感じにはなるけどな。

こう考えると、つくづく駅や中心市街地の近くにあることが多い野球のスタジアムがとてもうらやましい。
一方で、日帰りアウェイが身に沁みる、というか奇跡のタイミングじゃないと無理な場所も結構あって、広島、大分とかは、日中の試合でも、何とかならんかなーでもやっぱ無理じゃー!という経験がある。飛行機の便数が少ないことと空港アクセスが悪いこと、それから何よりスタジアムが市街地からエライ遠いのがかなり足を引っ張ってる。おかげで温泉入ったりお好み食べたりできたからいいけどさ…。広島のスタジアム移転が上手く行くといいよねと切に願っております。

 

札幌、福岡(または鳥栖)は、東京から遠いアウェイの中では比較的行きやすい。何しろ飛行機がたくさん通っているのと、空港から市街地へのアクセスが良いから。ただし札幌と福岡も、夜の試合だと最後まで見てるとCAさんにこっぴどく叱られそう(というか普通に乗り過ごす)なので、さすがにナイトマッチの日帰りはやったことがない。それに、東京もんとしては、札幌や福岡(または鳥栖)とか遠いところにせっかく行くんだから遊びたい!とおのぼりさん気分が高進するので、たいていは「ついでだから○○もやろう、○○にも行こう」とアウェイ旅行になる。
私が応援してるクラブのサポーターさんは、所得階層が高いのか知らないけどしょっちゅうこういう「アウェイ豪遊の旅」をやっている人たちがいて、宝くじでも当たったのか羨ましい…と指をくわえて眺めることも多いけど、FBでご自慢されたり土産話を聞くのもまた一興である。

 

一人アウェイ旅行で、かつ自分の興が乗るとやるのは「アウェイはしご旅」である。例えば「土曜は鳥栖で自クラブのアウェイゲームを観戦、日曜は福岡でJ2の試合を観戦」というやつである。私も鳥栖→福岡、鳥栖→長崎、セレッソ→神戸、徳島→讃岐、というのをやっつけてやったことがある。大変疲れるのが困るが、すごく充実する。貧乏性なので「せっかく四国まで行ったんだからJ2も見て帰りたい」という気持ちである。試合と試合の間には地元のサポさんと美味しいものを食べたり、ちょっと観光したりする。くたくたになるけど楽しい。カテゴリ別に試合曜日が固定されてなかった時期は、このハシゴ観戦がかなり捗ったのだが、今はJ3趣味も始めちゃったのでちょっと難しい*1

 

「アウェイはしご」が一人アウェイの時限定なのは、この趣味に付き合ってくれる友人がいないからである。Jリーグ好きの間ではたまに見受けられる趣味ではあるけど、一般的ではないので仕方ない。アウェイの応援にまでわざわざ行こうという人は、多くが熱狂的な「そのクラブのサポーター」だったりするので、他クラブ・他カテゴリの試合にまで労力かけたくないと考える人も少なくないし、どうせ泊まるならよその試合見に行くよりも観光したい美味しいもの食べたいと思う方がふつうの人だと思う。私はもともと旅行が好きだし一人で旅行するのも好きだしサッカーも好きだし下部カテゴリの試合も興味津々で見つめたりする方なので。

 

こういう、ひとりサッカー観戦合宿みたいな旅行で、時間つぶしに散歩してたりすると、「この道は、もう二度と通らないのだろうな…」という道に迷いこむことがある。地方都市の、市街地からちょっと外れたとこにあるひっそりある観光スポットとかを見に行く途中に、ふと通りかかった道である。

こういうのが、ある日突然夢に出てきたりする。夢を見ながら「あれ、これどこだったっけな、ええとええと」と考えているうちに、ああっ!富山の!あの!とか思い出してすごくすっきりして目覚めたりする。こういう「あまり役立つとは思えない街の景色が結構ストックとして溜まってきていて面白いなーと思う。たまーに思い出して「ああ、あそこの道の角を曲がると与謝野晶子の歌碑があってさ、しかし与謝野晶子もマメだよねどこにでも石碑がある」と思ったりする。

*1:J1アウェイ日帰り→次の日横浜でJ3ホームゲーム、というのなら何度かあるけどね…