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長い感想

100文字では足りなかった時に

「支えるつもりが支えられていた」と隆行は言った

サッカー Jリーグ

※下書きしたまま放置してた記事を今更アップ…

 

リーグは終わってしまったけれど、サッカー三昧、サカ充な週末である。
ここのところ仕事が立て込んでいてクラブワールドカップもちゃんと見れていない、アメトーークも1カ月分ぐらい録画が溜まっているという体たらくだったので、大変な充実ぶりである。

 

昨日の土曜は、西が丘サッカー場(通称・味が丘)に、皇后杯、準々決勝を見に行き、ヴェルディサポ兼ベレーザファンの友人と軽く打ち上げしてきゃっきゃ言いながら帰ってきて、それからスカパー!Jリーグ番組を立て続けに見ていた。

味が丘は、5000人入ると大入り満員感が出るような小さいサッカー場なのだが、さすがに澤さんの引退表明後の試合というのと、招待券が配られていた模様で、かなりの入り。3000人ちょい。本当はもっと多くなってほしいんだけどね…。
さらに、INACと狭山の試合が終わったら2/3ぐらい帰ってしまって、私としてはお目当てのベレーザの試合の前に帰っていく人を見て少し胸が痛んだよ…。まぁいいんだ、ベレーザにとってはホーム感ある味が丘だしゴル裏にはかなりの人がいて、良い試合やって勝ったしさ。

澤さんは、実は今季は、リーグの試合とW杯では調子が上がり切ってない感じのシーズンだったんだけど、昨日の皇后杯は、引退するって決めたからかもしれないけれど、澤さんならではの抜群の危機察知力とすばらしい運動神経*1が戻ってきていて、何度もスタンドを沸かせていたよ。試合開始すぐぐらいのとき、とある選手のパスがショートで狭山のボランチに取られそうなったとき、風のようにシュッと現れた澤さんのカバーリングがかっこうよすぎて、ちょっとホロリときてしまった。年だわね…。ほかにも、高瀬さんのスーパーゴールも川澄さんの突破も大野さんのバランス力もそれぞれ見どころだらけの面白い試合だった。

2試合目の伊賀vsベレーザは、まぁさすがの今季リーグ女王ベレーザの風格を堪能した。私の阪口さんのすんばらしいアシストも堪能。あーかっこいいなー。ベレーザは今年は村松さんの成長が素晴らしくて、前も記事に書いたかもしれないけど将来が楽しみである。しかし今季一番の冷え込みの日に、屋根がないから比較的マシだったとはいえ寒風吹きすさぶ中、試合見に来た人すばらしいと思いました。わたしも偉い、偉いというか奇特というか馬鹿というか暇というか…。
そういえば殆どの選手は長袖、半袖+アンダー、長袖+手袋なんていう防寒体制だったというのに川澄さんはやはり半袖であった。斎藤学川澄奈穂美の長袖姿、見たことない。そして柏木の半袖姿もな。

NHKのニュースのインタビューで石清水さんが「決勝で(澤選手と)一緒に戦えれば最高です」と言っていたので、決勝の等々力のチケット買おうかしらね…鬼門等々力……*2

 

と、楽しい皇后杯の話は前フリで、スカパーのサッカー番組やっぱおもしれーなって話が本題である。

スカパー!は、Jリーグやなでしこの中継もしてもらえる上に、中々のクオリティのサッカー番組を作ってくれる、サッカー好きとして東陽町の方には足を向けて寝られないテレビ局である*3。なんせJ3の試合中継やハイライトなんて、見られるTV局は在京にはありえないですし。

 

で、昨日見ていたのは、マッチデーJリーグという、Jリーグの開催日に合わせた試合の振り返り番組と、Jリーグラボという番組。

マッチデーJリーグは試合振り返り番組なのだけど、実はオフシーズンも、試合もないのに番組をやっている。
オフシーズンは、選手や監督のインタビューや移籍動向なんてのが定番だが、企画ネタも豊富で、「今季の順位予想がどんだけ当たらなかったかをネチネチ、きゃっきゃうふふと言いあう」「言い訳だらけで来季の順位予想(山口素弘福田正博のWボケ漫才を交えながら)」「解説陣、監督経験者がJ登録選手でサカつくごっこ」などの、J好きなら確実に楽しめる面白い企画をやっていて、シーズンオフにはスカパー!解約しちゃう人も多い中私は録画して楽しみにして見ている。平ちゃん面白いし。こういう緩いサッカー番組って面白いよね。

昨日のマッチデーJリーグは、私の好きな選手、今年引退した鈴木隆行がゲストで出ていた。移籍大王の隆行の全軌跡紹介なんかフリップ1枚で収まらないのねぇ…とか、いやー相変わらずイケメン&しゃべりが残念*4だわねぇ、とか言いながら見ていたんだけど、MLSのティンバーズで引退して指導者になろうと思ってたはずが、東日本大震災被災地である故郷、茨城を助けたいという思いが、なぜか水戸ホーリーホックでなぜか選手を続けることになったという話がとてもすてきだったのだ。

  • MLSのクラブからコーチの誘いがあって、区切りも付いたから引退しようと思っていたこと
  • その準備で一旦、日本に戻ってきた次の日に東日本大震災が起きたこと
  • 何か自分に出来ることはないかと思って、結局サッカーしか出来ないからと水戸ホーリーホックに声をかけたら監督(柱谷哲二さん)から「プレーしてくれっ」と言われたこと
  • 半年近く練習もしてなかったので、コンディションが戻る自信がなかった。給料もらってプレーが出来ないなんてことになったら『こんなひどい話ないなって思って』自分から無報酬で、とお願いしたこと
  • 『自分が、何かを恩返しするつもりでプレーしていたつもりだったのに、結局は支えていただいていた。結局、そういう気持ちでプレーをさせていただいてしまった(恐らくとても良い意味で)』

いいなぁほんとカッコいい。

結局、その次の2012年からはプロ契約を結び直し、計3年半水戸に居ることになったんだけど、何しろ移籍の多いこの人のキャリアからすると、結果的に一番長くとどまったクラブの一つになったわけだ。年間得点数のキャリアハイも水戸の2年目、2012年。

鹿島のイメージが強いし、「点を取らないFW」として、インターネットでは不名誉かつ愛されているアダ名が付いてしまったりもしてるんだけど、とても魅力的な選手だよなぁとしみじみしました。今年は結局、後半から交代でちょっとだけ出た時の隆行しか見つめられなかったな。選手が引退するって本当に寂しい。
でもね「恩返しのつもりがサッカーへの情熱が戻ってきちゃった」なんて、ほんとかわいい&かっこいい。いいインタビューであった。

 

もう一つ見てた番組、Jリーグラボは、野々村芳和名波浩のという清水出身の同級生コンビが、ふたりでJリーグや日本サッカーについて熱く語り合う、という触れ込みの番組で、もう3シーズン目も終わりになる。
J好きの人たちはもちろん、Jリーグの関係者や選手なんかもチェックしてるらしい*5のだけれど、どうも、金も払わずにチェックしたい人が多いみたいで、わたしはブログでしばしばこの番組に言及するのだけれど、割とけしからん単語をセットにした検索流入がとても多い。

お金払おうねみんな…。

*1:そういえば、子供の頃って運動神経が良い悪いって言ってたような気がするんだけど、昨今は「身体能力が高い」って言うよね、いつから変わったんだろう。口語だと相変わらず運動神経って言うんかな。

*2:2013シーズン、俊輔が崩れ落ちた地なので

*3:格闘技好きの友人もスカパー!なしでは生きていけないと言っている。インフラw

*4:個人の感想です。イケメンなのに喋りが田舎のヤンキーテイスト、更にプレーは献身的で泥臭いという割と面白いバランスの選手だと思うんだ…

*5:知人のJクラブ経営してる人も見ていると言ってた。盛り上がっちゃったわよJリーグラボネタで