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長い感想

100文字では足りなかった時に

先週とは逆の向きの三ツ沢で、「サポーターの力」などについて思いを馳せる

サッカー Jリーグ 清水エスパルス

先週末は、土曜に落語会(柳家三三・春風亭一之輔二人会)を見に横浜に行ったので、マリノスFC東京戦は見に行けませんでした*1。結果は、まぁうーんこの。残念な感じみたいだったですね。近所のたまに行く飲み屋さんには、熱狂的なソシオ*2の店員さんが居て、先週飲みに行ったときに「いやーウチ(FC東京)は絶不調すからねー」「やっぱ斎藤学っしょ!」とか、飲み客である私に接待トークをされたので、調子こいて勝ちそうかなーなんて思っていたけどダメだった笑。相変わらず「攻め気だけど決まらねえ」感じで、歯がゆいものですねこれは本当にね。

 

で、日曜は、三ツ沢に横浜FCvs清水の試合を見に行っていました。三ツ沢には、先週もマリノスvs大宮の試合を見に行っているのですが、昨日の試合は横浜FCのホームゲームですので、清水はアウェイ。先週末はホーム寄りにおりましたが、昨日はアウェイ席。ゴール裏。

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パペットパルちゃんも応援しとる。


三ツ沢はゴール裏も狭いこともあって、アウェイゴール裏のチケットは完売していたそうです。低気圧が近づく横浜は湿気でむんむん、不快指数1000%*3、汗と湿度でしっとりしたオレンジ*4の老若男女が和気藹々とぎゅうぎゅう詰め。私は、先週とは逆の向きで何か三半規管にクるなぁ…とぶつぶつ言って笑われていました。

ホーム横浜FCサイドは、試合が始まる1時間前を切ってもお客さんが埋まっておらず、なかなか厳しいですね…。お盆ウィークだと、首都圏は帰省や旅行に行っちゃう人もいたりして案外集客が伸びなかったりもするんですが*5、それにしてもちょっと寂しかった。横浜FCが使用する時はメインスタンドも自由席で比較的お得な値段で売っているので、メインスタンドにはお客さんが結構埋まっていましたが…。
観客を楽しませるためのクラブの色々な取り組みは見て取れたので、成果が上がるといいなぁ。

 

で、試合ですが、終始、清水が押しっぱなしという展開だったように思います。前半は、押してるのにちっとも点が入らず。まぁこれは今季時に小林清水の特徴でもあったりしますが…。

一方、前半の守備の方は、長身のモロッコ人FW、イバにボールを収めようとする横浜FCと、それを阻止すべく奮闘する角ちゃん&河合くんが個人的な見どころ。角田が移籍で来てくれたおかげで、最終ラインの安定感と判断が格段に良くなったと思います。イバは最初は怖いなーとひやひやしていましたが、角ちゃんがグワッっとイバをブロックして、緩んだところを河合がフォローしてという作戦?が奏功したように思います。こういうぶつかりあいは大好物です。これファウル取らんのかな、というヒヤッとシーンもありましたが、まぁ、うーん、イバも、こりゃーシミュレーションですわとかそういうのもあったし、うーん。

 

後半、エンドが私たちの方に向いてからが、この試合の本番だったですね。

後半はいってすぐ、枝村が素晴らしいパスを前線の金子に出して惜しいシュート、ぎゃあん惜しいぃ!とわなないていたら、その後すぐに先制点が入っていました。私はわなないていたので見てなかった笑。気が付いたらスタンドは狂喜乱舞、ピッチ上では小さい金子くんが、テセはじめ先輩選手たちにわしゃわしゃと祝福を受けているところで、はーこりゃいいなーなんて、コレオ用に渡された旗をひらひら~、ひらひら~とさせながら喜びました。

2点目は、目下わたしの最もお気に入りの松原后が素晴らしかった。テクニックがあって粘っこくボールを離さず、反転して速いクロスなんかを上げちゃったりするんですが、今日もこれが見られました。サイドに送られたボールを松原が受け、斬り込んで相手DFのマークがまだ残ったままシュッとクロスを上げて、いつの間にかゴール前にしゅるしゅるっと入り込んでいた白崎が合わせました。清水のサッカーらしい素晴らしいプレーでした。今度はちゃんと見れた笑。

 

今年の清水は、得点を取ったらすぐに取り返されるという悪い癖があるし、2-0は危険とかなんとか言うので、その後も更に手に汗を握ってたんですけど、その後は割と多くの時間が清水のターンという感じだったように思います。
何よりも思ったのは、後半残り15分ぐらいだったでしょうか、左サイドの隅に攻め込んだ清水の選手に、立ち向かわなくてはならないはずの横浜FCの選手が戦意喪失したように見えました。ちょうど私の目の前だったので表情が分かるぐらいだった。記憶が正しければ*6確か白崎がそのまま切り込んでクロス上げたと思う。

その時、ゴール裏からバックスタンドのアウェイサイドまで、圧もたっぷりに清水サポーターがオレンジ色をして陣取って、ご陽気なサンバのリズムに合わせて、マーチを歌ってたように記憶している。
もちろん身びいきの主観でしかないんですが、クロスを阻止しきれなかった水色の選手は私たち観客席の方をちらっと見たような気がしたんですね。要するに「サポーターも戦ってたんです」と自己満足たっぷりなことを、言いたいだけですね。病気ですみません。

 

 

J2降格が決まった後に書いたエントリ(強すぎる愛は、時に毒にもなるというサッカーの話 - 長い感想)を、一部の清水サポーターさんが読んでくださったようで*7大変反省し、よそものが好き勝手なことを書いてしまった以上、少なくとも次のシーズン、私はできるかぎり清水エスパルスに付き合って行こうと決めていました。

でもまぁ何しろよそものなので。ホームがアウェイなので。おまけにJ1にもJ3にも応援してるクラブもあるので、毎試合とは言えないけれどお金と予定と体力が許す限りは、全身オレンジ色になって試合を見に行こう選手や仲間たちの後押しをしよう、と思って過ごしているんですね。
で、そうやって過ごしているとお友達ができたりする。近づくと、去年やその前に思っていた感想とまた少し見方が変わる。もちろん嫌なブーイング野郎とかもごくたまにですが、まだ見かけはするんですが、「後押しするしかねーよ」という雰囲気を毎試合、観戦しに行くたびにたくさん受信しています。

 

今期の清水は、オレンジと黒の旗を使ったコレオグラフィーを数回やっています。アイスタのネーミングライツを買ってくれたIAIさんが、旗を作ってくれたみたいです。ありがたいことです。

www.iai-robot.co.jp

旗って結構かさばると思うんですが、これを割と頻繁にアウェイまでサポーター有志の皆さんが持ってきてくれる。車で運ぶにしろそこそこ大変な量だと思うので、本当に頭が下がるばかものたち*8だなぁと思います。千葉戦では私は黒い旗係でしたが横浜FC戦ではオレンジの旗係でした。twitterで画像検索すると…。こんな感じになっているのか…。中にいると分からんのですが、いいですねぇこれね。

twitter.com

 

で、ですね、旗を振って応援、というのは、実は清水の応援にとっては割と難しいところがあったりします。
清水のチャントは、サンバのリズムに乗せて振付?もあったり頻繁にハンドクラップも入るんで、旗を持ってしまうと拍手が担当できないんですね笑。

耳に慣れたチャントで拍手の音がしないのも、なんだか寂しい。

拍手と旗は無理だろーwwという笑い声がゴール裏に上がったんですが、そしたらバックスタンドやメインスタンドにいたオレンジさんたちがハンドクラップを担当してくれました。チャント分担が起こった笑。

もともと狭い三ツ沢のゴール裏・ソールドアウトだったので、本来であればゴール裏で飛んだり跳ねたり踊ったりしたかったはずの方が多数メイン・バックに居たんだろうとは思いますが、実はJリーグの試合、両脇の「サポーター然とした人たち」以外は、ほとんど応援やチャントには参加しないことの方が圧倒的に多いんですよ*9Jリーグ見に行ったことない人の誤解あるあるの上位に入るところかもしれませんが、ほとんどの人はあのしち面倒くさい応援は全然してないです。

で、バクスタのオレンジ人たちがチャント分担で拍手担当してくれたの、すごく、グッときたんですね。協力!という感じで、ああいいなーと思って。

そういう、ばかものたちの、ばかな力で、相手の選手を気圧してやった*10なー、という自己中心的な自己満足を得て、東海道線のホームで清水仲間の人たちと逆側に別れて帰宅しました。楽しかったなぁ。

このままなんとか昇格できんかね。いやほんと。

 

 

おまけ

試合、後半の途中で松原くんが痛めて交代した時はひやひやっとしましたが、怪我などではなかったようなのでほっとしたよ。私は今、清水を見る最大の愉しみが松原くんのプレーを見ることだったりするので。梅雨入り前ぐらいまでは河合くんを見るのが最大の愉しみだったんですが、楽しみが増えました。

 

おまけ2

清水生え抜きの若手選手たちは、小林監督の元でどんどん、ぐんぐん良くなっているように思います。
白崎、河合あたりはもう「立派なスタメン完成!」です*11し、竹内、松原あたりはあとほんのちょっとで「どこに出しても恥ずかしくないプロ選手」になりそうなので、その瞬間にもぜひ立ち合いたいと願っていますし、北川、金子あたりは、大前元紀が復帰する前にポジション奪ってしまえーぐらいの勢いで頑張ってほしい。
そして、コバさんに一番のお願いとしては、石毛に輝きを取り戻させてあげてほしい。すごく良いものは持っているんです。私のようなトウヘンボクが見ても、要するに誰が見ても分かるほど才能はある。ただ、自信がなくなっちゃっているのかなという感じが、試合に出ている石毛を見ているとするのです。才能があるのに自信を見失っている若い人を見ているのは、本当に切ない。切ないけどずっと見ていよう。じーっと見つめて、いいプレーをしたら惜しみなく拍手しよう。

 

おまけ3

横浜FCチアリーディングとかマスコットのグリーティングをアウェイサイドまで来てくれるのホントいい。なんでマリノスではやらないんだろう。マリノスのそういうところホント好きじゃない。けち臭いと思うわ。
せっかくトリコロールマーメイズは素晴らしいチアチームなのに、いつもマリノスのホームのゴール裏でばっかり踊るので、お客さんの大半は見えないじゃんと思っている。

 

*1:落語会おもしろかった。一之輔師匠はちょっと疲れてたかなという感じもしたけども

*2:FC東京の会員組織

*3:オメガトライブ

*4:清水のチームカラー

*5:これはGWも割とそうだったりする時があるんじゃよ

*6:録画を見りゃいいようなもんだが面倒でごめんよ

*7:2chからも流入があったと気付いた時には肝が冷えたが、しみじみスレでは基本スルー&それほど非難もなかったのでほっとした。あとは後にリアル知人になった人に「読んだ?」と言われた時はどうしようかとw

*8:褒めています

*9:チームによってはサポーターエリアがバックスタンドにあったりすることもありますし、あとは清水もそうですが、チャンスが来たぞー!という意味のチャントの場合はすべてのスタンドが一体化したりすることはあります。清水の場合は「ゴールコール」という、選手をプレッシャーに押しつぶしそうになるような・はたまた心の底から鼓舞されるようなチャントは、ぐるり観客席が腕を振り上げ声を枯らしたりしますw

*10:気圧されて、の逆

*11:河合は開幕長崎戦を持って私が勝手に認定w、白崎もいつの間にかすっかり大人になった