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長い感想

100文字では足りなかった時に

勝ち点3を、確実にとるということ

サッカー Jリーグ 清水エスパルス

この連休もサッカーでした。土曜は日本平に清水vs町田戦を見に行き、日曜はルヴァン杯・ホームでガンバ戦。新幹線に乗り、サッカーを見て、新幹線に乗り、寝て、新幹線に乗り…というループ。幸せ。

 

土曜日、町田戦は、清水にとっては結果的に因縁となってしまった相手でした。アウェイ野津田で清水のエース大前選手がファウルを受け、ろっ骨骨折等のかなり重い負傷となってしまったからです。なので、サポーター界隈は若干カカリ気味笑。

まぁでも、大前も、完全なコンディションとはいえませんが復活したし、本人はもう気にしてないみたいなので、スタンドでわーわー言うてる私たちばかものができることは、サンバのリズムでわーわーわーわー*1、言うぐらいです笑。

まぁキツイ怪我だったしアンフェアなファウルだったとはいえ、彼らプロスポーツ選手にとっては負傷は「必ず付いてくる負のおまけ」だったりしますから、うまく切り替えられるかどうかが選手としての格にもつながるのだろうと思う。その点、大前選手はとても立派な振る舞いだったと思う。ほこらしい。

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清水はJ1昇格祈念スポンサー集め大作戦!をやっていました。試合前のお披露目で居並ぶスポンサーバナーを見てグッときますね。

 

試合ですが、結果は2-0の勝利。試合展開に派手さがあったわけでもないので、圧勝感はないんですが、ディテールを反芻すると、どうもこう「横綱サッカー」みたいな感じになってくるんですね。もちろん、楽に勝てたわけでは全くないんですが…、選手たちは90分間、ずっと冷静に対応をしていたように見えました。

1点目の大前選手の「ファウルのお返し弾」は、町田のゴールキックを白崎くんがかっさらって、その後のこぼれ球を狡猾に狙っていた大前の美しく冷静なループシュートでした。いやーー、ループシュートって、TVで見るよりも実物を見ると、ループがほんとキレイで、やってやった感が満載で、本当好きだわあ。
ちなみにセットプレー直接ゴールも、TVよりも実物の方がすごく鳥肌が立ちます。技術を眼前で見ているというレア感が理由だと思うんですけどね。

 

その後、1-0のどきどきする攻防が続きます。ただ、ハラハラは、あんまりしなかったんですよね。町田は前線のミスが多かったというのもあるんですが、それ以上に清水が、きちんと中盤でリスクケアが出来ていたように思います。
枝村が先月肉離れたことに加え、実は町田戦は連戦が続いてヘロヘロな河井は怪我でベンチ外だったので、ボランチ不安があったんですが、久しぶりのスタメンの本田拓也が奮闘していました。それ以上に私の目についたのは白崎。

 

いや本当に素晴らしかった。1-0のままこう着状態、どちらかと言うと町田に自陣を脅かされるシーンもある時間帯が続いて、これすごく難しい局面だなーって、らららららー、ららー、しーみずー(ンチャ、チャッ、チャッ、チャッ)とか口ずさみながら踊っていたんですが、これ、次の1点をリスクを冒して取りに行くか、ガチ守りするのか難しかった。時間も結構残ってたんですよ20分そこら。

その時に、白崎はゲームの「流れ」を掌握し、コントロールしているように私には見えました。簡単に勝ってやったなんてことはなくて、この指揮者がいなければ、ぽろっと町田に勝利が転がり込んでもおかしくない時間帯は確かにあったんです。
こういう展開の時に起こりがちなのは、前めと後ろめの選手の間に意思のばらつきが産まれること。後ろの選手はリスクを取りたくない、前の選手はトドメの1発を狙いたい。時間はまだまだあるわけです。それを白崎がピッチの真ん中で、指揮者のように流れをコントロールしていた。スペースへの察知、サイドに流れて前に向かうかどうかの判断、こういう「攻撃するの?どうするの?スイッチ」は、この試合では白崎が握っていたように思います。
いやほんと素晴らしい選手になった。春にシーズン始まった頃はまだ、ここまで堂々と存在を主張していなかったよ。男の子の成長はある日突然訪れる。いやこの前の試合からずっと良かったですけどねもちろん。
もちろん、危うく同点にされそうなシーンも2回ほどあったんですが、ギャー!ってなったシーンは、現地で見る限りなかったんですよね。録画した映像見ると、ギャー!ってなったんだけどw*2、現地だとそこまでヒヤリとするシーンはなかった。それはまぁ町田に精度がなくて助かったという面もありますが、町田のシュートシーンも、遠目からだときちんとコースが埋められているように見えてたんですよね。ある程度シュートコースが絞れていれば、良いGKならかなりの確度で防ぐことができる。
夏のウインドウで加入したGK植草選手は、控えだったとは思えないほどの守備力と、特に角ちゃんとの素晴らしい守備コンビネーションで、清水の守備に安定感をもたらしてくれています。

2点目は、またしても試合終了間際。もっか私の一番のお気に入りの松原くん、この日も雨あられとクロスを供給していましたが、松原くんのクロスを起点に、テセにボールが入りシュートするところでファウルをもらった、PKによる得点でした。会場がお祭り騒ぎになったよ。

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テセのPK決まったとこもそこそこ撮れる。アイフォーンならね*3

 

というわけで、大変な、大変な思いをして、確実に勝ち点3をもぎとったという感触の試合でした。まぁ正直言えば、こういう着実な試合展開を春からやれていたら今頃は自動昇格圏だったんでしょうが…笑*4
小林監督は試合に負けた日のコメントのたびに「まだまだ」という言葉を使います。「まだまだ」はとても良いことばだと思う。だってまだまだ伸びるってことだもんね。

 

おまけ 

そのように、小林清水は、着々と若手が一人前になりつつあります。
ただ、あと一人…。石毛選手ですね。昨日の試合では、ほんとあと一つ、あとこぶし一握りのところで頂に手が届かない…という感じでした。私は石毛選手がとても好きで、あの軽快で創造的なプレーをもっと見たいと思っている者ですが、使われ方やチーム状況のタイミングが悪かったのか、早熟天才にありがちな壁にぶつかっているのか、輝くようなプレーからはごぶさたになっている。
でも昨日は、まぁ多少セルフィッシュなプレーもありましたが、俺がなんとかしたる!という気概とアイディアを感じる石毛くんのプレーを、いくつか見ることができました。

スポーツ新聞なんかの情報だと、小林監督は、若手に丹念な居残り練習を見ているとのこと。そのメンバーには石毛くんも常連だそうです。あと少し、あと少しできっと石毛くんが心から楽しそうにサッカーをしてるところが見られるに違いないと私は思っているのでした。がんばれ。がんばれよー!

 

 おまけ2

手塚プロコラボで、ジャングル大帝がきとりました。清水にはレオレオという、広島カープみたいにスクワットするチャントがありますが、そのおかげのコラボだろうかw

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更に、毎年恒例のピッチでPKプロポーズ企画。こパルちゃん二人がかりのGKで茶番をな…w

 

おまけ3

ホームで勝った後に大型ビジョンに流れるリプレイをワクワクしながら待っているパルちゃんず。かわいい。

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*1:2倍ぐらい目途で

*2:わたしはばかものなので、勝った試合でも負けた試合でも観戦して帰ってから録画を見直して、眼前で見てたとことおなじとこでギャーって言ったりします

*3:落としてカメラに傷ついてるので宜しくない

*4:そのように楽勝な昇格ペースだったら今期私はこんなに日本平に通い詰めていないんだよ。私の財布は大ピンチだけど、結果的に「徹底的にサッカーを見つめるシーズン」になっているので良しとする…するよ…